広島大学大学院工学研究科の奥山研究室は教員3名、ポストドクター4名、博士6名(内留学生3名)、修士11名、四年生8名と多くの人が在籍しており、国際色豊かな研究室となっています。当研究室のある広島大学東広島キャンパスは日本酒で有名な東広島市西条町に位置し、アクセスは広島市から電車で約30分となっています。約10年前に移転が完了したばかりの東広島キャンパスには新しい建物が多く、桜の名所の鏡山公園や海水浴ができる瀬戸内海に近く、四季を感じさせてくれる自然に囲まれています。最近になって開発が進んでいろいろな店ができ、学生生活を過ごすにあたって最高の環境です。
奥山研究室の一日は午前9:30に始まります。時間厳守で、先生方とのミーティングがあるため、みんな眠たい目をこすりながら登校しています。先生方とのミーティング後、各々実験や測定などの研究に移ります。昼食は学校内にある食堂を利用することが多いですが、夕食は学校外に食べに行くことも多いようです。夕食のメニューの中で一番人気があるのはやはり「広島風お好み焼き」です。関西風のお好み焼きしか食べた事がない学生(多くの学生は他県出身)がほとんどですが、一度「広島風お好み焼き」を食べると病み付きになり、今では一週間に一度は必ず食べに行くようになっています。
次に研究室の研究テーマを紹介します。当研究室では(1)気相及び液相プロセスによる機能性微粒子及び薄膜などの先端材料の製造、(2)製造装置内の流動・伝熱・化学反応・物質の移動の評価、核生成・成長、(3)半導体工業におけるガス状及び粒子汚染物質のクリーニング化技術等をテーマとし、数値計算及び実験の両面より検討を進めています。多くの研究は企業との共同研究であり、当研究室には多くの企業の方が来訪されます。企業の方との会話は学生にとって良い刺激になっています。
新4年生の研究テーマの決め方については、まず各テーマすべてを勉強します。実際に実験しているところを見学し、先輩に質問したりすることでテーマについての知識を増やし、興味があるテーマを選択します。最初の半年間は修士もしくは博士と一緒に研究をすることで研究方法を学び、半年後には一人で卒業研究を行なうようになります。半年間、先輩と共同で研究を行なうことでスムーズに卒業研究を行えるようになるようです。また、四年生の多くは大学院に進学します。大学院入試の際、四年生に対し修士がチューターという形で面倒をみます。修士の学生にとっても、後輩の面倒をみることで指導訓練ができるというメリットがあるようです。
学会等の課外活動は活発です。修士は2年間に少なくとも一回は発表するようにしています。本人が希望すれば外国の学会にも参加する機会があり、学生は各自で申し込み、積極的に参加しています。
最後に研究室の年間行事を紹介します。「しっかり研究、ちゃっかり遊んでさくっと帰宅」をモットーとしているだけに、研究室の年間行事は数多く多岐に渡っています。まず、春には大学近くの鏡山公園での花見があり、例年より暖かかった今年は4月6日に開催しました。桜が満開で非常にきれいでした。次に地元のプロ野球チーム「広島東洋カープ」を応援しに広島市民球場に行きます。夏は瀬戸内海や日本海でバーべキューや海水浴を楽しみます。秋は講座主催のソフトボール大会や大学院入試打ち上げなど、スポーツ・食欲の秋を大いに楽しんでいます。冬はスキーに行ったり「雪合戦全国大会広島予選」に毎年エントリーするなど、ウィンタースポーツを謳歌しています。また、これら以外にも、スポーツ好きが集まって広島大学主催のバスケットボール大会や地域主催の駅伝大会などにも積極的に参加しています。
このように奥山研究室は微粒子やナノ粒子という非常に小さなものを扱っているにもかかわらず、その活動範囲を常に広げようとします。これは社会に出たときに新しいものに積極的に挑戦していく姿勢を育成することに役立つと思います。これからも研究室を盛り上げていきたいと思っています。
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