研究の内容

● 量子化学シミュレーション

 バイオ分野においては生体系における特異性の予測、 ナノサイエンス分野においてはナノサイズの分子設計・反応性予測をめざしている。 そのためには、観測される現象を理論計算で出さなくてはならない。 まず、その現象をひきおこしている要因を分子のレベルで理解することが必要である。 さらに、その理解に基づいて多数の構造およびそれらのエネルギーを理論計算し、 それらに統計処理を施すことによって実測値と同等な値を出す。 これが 「量子化学シミュレーション」 である。 単なる 「大規模計算」 ではなく統計熱力学的な検討に耐えうる 「大量計算」の実行が、ここでは不可欠である。 このようにコンピューターを駆使して、特異性の予測や、分子設計・反応性予測という、 バイオやナノサイエンスの基盤となる研究にとりくんでいる。

● 分子分光学

  1. 表面 ・ 界面にある分子の構造や反応性の線形および非線形振動分光法による研究