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English
年度 2006年度
講義コード M0008002 科目区分 専門的教育科目
授業科目名 ヨーロッパ中世文化論
授業科目名(フリガナ) ヨーロッパチュウセイブンカロン
英文授業科目名 European Medieval Culture
担当教員名 水田 英實, 地村 彰之, 山代 宏道, 中尾 佳行, 四反田 想
研究室の場所 A664 ほか 開講部局 文学研究科博士課程前期
内線番号 6624 ほか 開講キャンパス 東広島
E-mailアドレス mizuta@hiroshima-u.ac.jp ほか
授業の形式
単位 2 週時間 2
開設期 1年次生   後期(2セメスター) 講義室 文B153
曜日時限 木 9時限,10時限
対象学生
キーワード
教職専門科目
教科専門科目
授業の目標等 ヨーロッパ中世の文化(思想・歴史・文学)を深く理解することを通して、現代社会
の諸問題を考える。
授業の内容・計画等 「中世ヨーロッパにおける死と生」を共通テーマにしたオムニバス方式。
死生観を考察することを通して、ヨーロッパ中世文化における多元性の問題に迫り、そこから、現代社会の深層を理解することに努める。/「中世イングランドにおける生と死−聖人・治癒・救済−」中世人の重大問題である生前における身体の病気治癒、死後における魂の救済のための聖人の役割を探る。(山代 宏道)/「『聖書』とその注解に描かれた人間の生死−ラザロの復活の奇跡−」ラザロの復活の奇跡(ヨハネ福音書11章)に関するトマス・アクィナスの『注解』を通して、人間の生死について考察する。(水田 英実)/「「尼僧院長の話」に見るチョーサーの死生観−〈少年殉教〉と感情に訴える表現−」「尼僧院長の話」、少年殉教を取り上げ、その感傷主義的な表現の分析を通して、チョーサーの死生観の一端を探る。(中尾 佳行)/「チョーサーの『公爵夫人の書』における生と死」『公爵夫人の書』の中で使われる”herte” (=heart)とその関連語を探ることによって、チョーサーの死生観の一端を眺めたい。(地村 彰之)/「トリスタン伝説における生と死」中世ドイツのトリスタン物語に見られる「生」と「死」のモティーフの変遷を辿り、差異の背景を探る。(四反田 想)
成績評価の方法 担当者ごとに提出するレポートによる。
テキスト・教材・
参考書等

履修上の注意・
受講条件等

メッセージ
その他


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