飼育に関する Q & A(第1・2期サイトから転載)

Q:幼生(オタマジャクシ)なのですが、最近背中が曲がった個体がでてきており、先日1匹死んでしまいました。飼育環境が悪いのではないかと思い、ご意見を頂きたい次第です。現在の飼育状況は以下のとおりです
水槽:縦33cm 横24cm 高さ12cm のタッパー容器

  1. 飼育水:深さ6cm 約4L 、前日にチオ硫酸ナトリウムを加えて放置した水道水

  2. 幼カエル:16匹

  3. 照明:飼育室の室内灯のみ。平日:10:00~18:00、土日:毎日 1時間程度 (餌やりと水換えの間のみ)

  4. エサ:セラミクロンパウダー、 朝1回、 薬さじ小で3杯分程度、1~2時間後に水換え

  5. 室内温度管理のため、窓はブラインドを閉めており、水槽をおくラックは窓から遠い位置にあります。


A:
1)餌が足りない
2)水替え頻度が高い
3)運動不足で筋肉が付かない
以上の理由から背骨が曲がり死亡したと思われます。

 当施設で幼生は25匹程度の飼育の場合、飼育水深約12cm(6L)、容器の底面38~28cm、高さ14cmで飼育しております。水深6cmでの飼育ということですが、幼生の体長自体が5~6cmくらいですので深さが足りないと思われます(泳ぎまわれない)。

 餌につきましては文面から察しましてパウダーを水面にまいて与えているようですので、この与え方ですと水面にパッとセラミクロンが広がりますが、水には溶け込みません。そのまいた餌が解けてなじんだ頃(1~2時間)に水替えを行っている状態になっていますのでうまく捕食することが出来ない(餌が不足)と思われます。
 また、水替えした後、餌を与えていない為、極度な餌不足であったと思われます。

 当施設ではパウダー状のセラミクロンを飼育水で10倍希釈したものを毎日与えています。(用時調製。数日分を作り置きしたり、冷蔵庫保管等したものは使用しない。)
 水替え頻度に関しましては文面から察しまして、餌を与えてから1~2時間後、毎日水を替えているようですが、当施設では頂きました画像のサイズの時は、毎日ではなく4~5日で行っております。

 (例)4日に1回の場合

  1日目 水替えのち餌を与える
  2日目 餌を与える
  3日目 餌を与える
  4日目 水替えのち餌を与える 

これを繰り返す。
  
 餌に関しましては毎日与える。
  
 頂きました画像のサイズの幼生の場合、10倍希釈した餌を4~5ml。
  
 変態直前のサイズ(手足が生えた状態)になったら水替えは1週間に1回の頻度に移行します。



Q:小ガエルについて
 16匹を1水槽にて飼育中なのですが、サイズに個体差が出てきており、大きい個体は小さいものに比べ、3倍近い大きさになっています。
 小さい個体もエサは食べているようですが、水槽を分けたほうが良いでしょうか?


A:極端に大きさの差が生じた場合には水槽に分けて飼育しております。大きい小ガエルに押されて小さい小ガエルがなかなか餌にありつけない状態になり、本来きちんと育つはずのカエルが小柄な子にしか育たなくなります。
 しっかり均等なサイズのカエルに育てるには平等にしっかり食べさせる環境にする等の配慮をお願いします。

 当施設で小ガエルは体長(頭からおしりまでの大きさで)4cm未満程度の
サイズを飼育する場合、17匹未満で飼育します。
 飼育水深はカエルの身長(頭から足の長さ)を超えない深さで、容器の底面38_28cm高さ14cmの桶で飼育しております(幼生と同じサイズの桶です)。
 体長4cm程度を超えた場合上記容器では狭い為、桶のサイズを一回り大きなもの(容器の底面47~35cm 高さ16cmの桶)に変えて飼育をしております。

(文責:中島妙子、小林里美)

Web フォーラムには背中が曲がる原因として「カルシウム不足(記事番号30)」や「過密(同49)」という説もあがっています。Web_Forum.htmlshapeimage_1_link_0