■2002 「9.2不戦のつどい」 ご案内

 1945年9月2日 東京湾の米艦ミズーリ号艦上で、日本はアジア太平洋戦争の降伏文書に調印。敗戦が正式に決まり、連合国の占領下に入った。

<メーンテーマ>

いま「平和の道」を広げよう ―ヒロシマから9.11後の世界と日本へ ―

日 時  9月2日(月)  18:30〜20:30

ところ  県立総合体育館  グリーンアリーナ中会議室    資料代1000円   

[基調講演]

 *ヒロシマを記憶することの意味 いま語り継ぐべきこと

講師 高橋哲哉さん(東京大学大学院総合文化研究所助教授)

<講師プロフィル>1956年福島県生まれ。専攻は哲学。有事法制や新しいナショナリズムの流れを厳しく批判し、戦争責任と戦後責任についての新しい見地を提起している。著書に『逆光のロゴス』(未来社)『記憶のエチカ』(岩波書店)『デリダ−−脱構築』(講談社)『戦後責任論』(講談社)『歴史/修正主義』(岩波書店)などがある。

*現地リポート 「テロ特措法」後の呉と岩国

   @呉・海上自衛隊 本藤修さん(非核の呉港を求める会代表)

   A岩国・米軍基地 桜井邦彦さん(中国新聞岩国総局)

<よびかけ>

 20世紀は「戦争の世紀」といわれている。2つの大戦を通じて、人類を絶滅へとみちびく核兵器、生物・化学兵器が生み出された。ヒロシマ、アウシュビッツ、南京大虐殺など、おびただしい犠牲…。その死をむだにすまいと世界は、「紛争の平和的解決」「和解と共存」「大量殺戮兵器の廃棄」の道を模索している。その意味で、20世紀は「戦争違法化への世紀」でもあった。

 戦争とその違法化という「二つの流れのせめぎ合い」の中にいま私たちはいる。日本はどうだろう。「平和憲法」を持ちながら、政治・経済・外交・軍事のすべての面でアメリカに従属し、忠実な副官たろうとしている。99年に周辺事態法を制定し、テロ特措法で中東に[自衛隊]を派遣、いま有事立法を準備し、教育を変え、メディアを統制して「戦争のできる国」へと突き進もうとしている。

 昨年起きた9.11テロと報復戦争―。「憎悪と報復」の連鎖を絶ち、「和解と共存」の思想を深めていくことを世界の人々に求めている。

 その指針は「ヒロシマ」と「日本国憲法」である。日本の支配層は「ヒロシマ」を過去の出来事として忘却させようとし、「日本国憲法」を死文書化しようとしている。だからこそ、私たちは、「とぎすまされた理性」と「豊かな感性」によって、「ヒロシマ」と「日本国憲法」に、新たないのちを吹き込まねばならない。そこに「暴力と狂気」「戦争」を克服する道がある。

  21世紀を「平和と共存」の世紀にするために、今日的な運動の理念と実践の道を探ってみたい。

 主催 日本ジャーナリスト会議(JCJ)広島支部 広島市中区本川町2-1-29能登呂ビル3015082-291-7615 

 協賛 広島憲法会議 広島県文団連 広島県労学協