日本共産党中央委員会 御中
私たちは、峠三吉没後50年を契機に彼の文学的再評価と原爆文学を通して次世代へヒロシマの継承をめざす市民運動団体です。これまでも1987年に発足した「広島文学資料保全の会」に参加し、広島市立中央図書館との共同作業で峠三吉、原民喜、正田篠枝などの資料発掘・収集・保存に尽力、同図書館に1万点を超える資料を寄贈してきました。(別紙、パンフ「広島に文学館を」参照) また、2001年3月には「没後50年・原民喜回顧展」(広島花幻忌の会主催)、同年8月にも「原爆文学―5人のヒロシマ」(広島に文学館を!市民の会主催)などを催し、いずれも数千人の入場者を数え、新鮮な感動を呼び起こしてきました。
今回峠三吉没後50年に際し、より幅広く市民参加を呼びかけ「峠三吉没後50年の会」を結成(02年5月11日)し、別紙のように「碑前祭」をはじめとする「文学資料展」「シンポジウム」などを企画、『原爆詩集』に示された反戦・平和の意志を改めて問いなおしていきたいと考えています。
さて、しんぶん赤旗(02年12月22日)によれば、峠三吉の遺品・資料の一部が日本共産党に寄贈されたと報じています。これらの資料は、「峠三吉の成長の跡が克明にわかる貴重な資料」であり、特に日記は峠三吉資料の骨格をなすものです。
前述のように、峠三吉文学資料展(03年4月16日〜28日 市民交流プラザ)は広島に現存する資料を中心に展示する予定ですが、今回日本共産党に寄贈された「日記」を加え、ヒロシマの詩人としての足跡たどり峠三吉像をより鮮明にしたいと考えています。
大変不躾なお願いですが、格段のご高配をいただき、資料の貸し出しについて快諾いただきますようよろしくお願いいたします。(もし、資料貸し出し不能の場合は、日記撮影の御許可いただきたく、その場合、日時・制約等お知らせください。)
2003年1月 日
峠三吉没後50年の会
共同代表・ 海老根勲(広島花幻忌の会事務局長)
御庄博実(峠三吉記念事業委員会代表)
水島裕雅(広島に文学館を!市民の会代表)
(広島市中区本川2丁目1−29−301 電話082−291−7615)