共催 「広島に文学館を!市民の会」、「広島花幻忌の会」、「文団連」、「日本ジャーナリスト会議広島」他
峠三吉の没後50年(2003年3月)を前に、彼の文学的再評価と、原爆文学を通して次世代への「ヒロシマ」の継承を目指す私たちは、8月15日・終戦記念日の夕刻、平和公園で峠の作品をはじめとする原爆詩・反戦詩の屋外朗読会を企画しました。峠や原の作品ばかりでなく、あなた自身の作品やメッセージを持って、「8・6以後」のヒロシマから反戦平和の熱い願いを発信しようではありませんか。
有事法制やメディア規制だけに留まらず、小泉政権からはついに「核保有論」まで飛び出してくるなど、例年にも増して危険な、暑苦しい「日本の夏」になりました。国際的にはインド・パキスタンの核保有国間に緊張が高まり、アフガンやパレスチナでは、暴力の連鎖が日々、新たな悲劇を生み出しているこの夏、私たちは終戦記念日もまた、「8・6」とともに広島にとって重要な一日と位置づけました。
峠は、戦後文化運動を行動的に推進するなかで、アメリカによる言論統制や朝鮮戦争における原爆使用の危機と果敢に戦ってきました。彼が生きた戦後の日々は、私たちが生きているこの21世紀初頭の日々に重なる印象さえ受けます。
峠たちが紡いできた言葉の一つひとつを改めて噛み締め、さらには自らの、平和を語る言葉を多くの仲間と交歓し、ヒロシマから「02年8月15日」に込める反戦平和の意志を発信したいと考えます。「にんげんをかえせ/くずれぬへいわを/へいわをかえせ」と、「死と焔の記憶に/よき祈よ こもれ」と、世界中の人々に呼びかける輪の中に、あなたも参加しませんか。