アライメント

DNAの塩基配列やタンパク質のアミノ酸配列などの配列情報は,系統解析を行う際,歴史的に見て"同じ場所"を比較する必要がある.この計算をアライメントと言う.

アライメントは配列が短い場合は手作業で可能であるが,配列が長くなると不可能になる.このため一般にプログラムを用いて計算させる.

Clustal W

アライメントを行うプログラムとして代表的なものにClustal Wがある.DDBJではClustal Wを用いてアライメントを行うページを提供している.

実習ではDDBJの提供するClustal Wのページを用いてアライメントを行う.Clustal Wで計算させる配列データはいくつかの形式で表記できるが,今回はFASTA形式のデータを作成して,送信する.

データ以外に,計算の際のパラメータを変更するオプションが容易されている.今回は,TREEオプションをOFFとして,他のパラメータは標準のままで計算を行う.計算結果については,解析結果の項で,E-Mailを指定する.