第10回国際教育協力日本フォーラム

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第10回国際教育協力日本フォーラム -自立的教育開発に向けた国際協力-

「※本イベントは終了しましたが、参考までに過去の情報を掲載しております。」

 

質の高い教育の普及は世界共通の重要課題です。日本は、G8 サミットやアフリカ開発会議 (TICAD)を通じて、2015 年までの「万人のための教育“Education for All”(EFA)」達成に向け た国際社会による取組を推進してきました。国際教育協力は、人間の安全保障の実現のための不可 欠な分野として位置づけられ、「自助努力と持続可能な開発」、「疎外された人々に届く支援」、そし て「文化の多様性の尊重と相互理解の増進」は、2010 年に発表した日本の国際教育協力政策におけ る基本理念とされています。なかでも、基礎教育支援モデルである「スクール・フォー・オール(School for All)」では、学校・コミュニティ・行政が一体となって包括的な学習環境の改善を行い、全ての 子どもと若者に質の高い教育環境を提供することを目指しており、基礎教育分野の支援を引き続き 重視していくことが約束されています。 EFA とミレニアム開発目標(MDGs)の達成期限である2015 年を間近に控えている現在、発展 途上国の自助努力と国際社会による支援が功を奏し、途上国の初等教育機会は大きく拡大しました。 ユネスコの『グローバルモニタリングレポート2012』では「スキル」を、世界銀行の『世界開発報 告2013』では「仕事」をテーマとしているように、初等教育の普及が進む中で、中等教育の役割は 増し、教育とスキル・仕事との接点はますます重視され、基礎教育の質の向上がこれまで以上に注 目されています。しかし、不十分な学習到達度、また、初等教育修了者の受け皿となるべき前期中 等教育における教員の増員とその意識・知識・技能の向上、教授法の改善、教育施設の整備の必要 性がいまだ指摘されています。教育の質の向上と適切な学習成果の確保を実現するためには、教員 の資質・能力の向上と教職を管理・運営する組織の能力の改善に加え、基礎教育課程の一部である 前期中等教育の量・質両面の改善の包括的な取組は喫緊の課題です。一方、日本においても、近年、 養成・採用・研修の各段階を通じた教員の資質・能力向上に向けた動きが見られています。質の高 い基礎教育を実現するための教員をめぐる課題は世界共通の重要懸案事項であり、良質な基礎教育 拡充のために、教員の果たす役割と資質はどうあるべきか、この目標を達成するために教員はどの ような克服すべき課題を抱えているのか、再検討されています。 第10 回となる今年のフォーラムでは、日本の教育援助の重点分野でもある基礎教育に再度注目 し、「良質な基礎教育拡充に向けて-教員をめぐる課題-」をテーマとします。教育開発の第一線で 活躍する国際機関の実務者、教育学の専門家の方々をお迎えし、良質な基礎教育拡充における教員 の役割と抱える課題、また、国際教育協力の在り方について、ポスト2015 年を見据えた検討を行 います。政策重視の思潮に対して、現場中心の実践経験に豊かな日本はどう貢献ができるか、皆様 の御参加による活発な意見交換の場となることを期待しています。
国際教育協力日本フォーラム(通称JEF)は、2004 年3 月に日本の教育分野の国際貢献の一環とし て、官学協同で創設された年次国際フォーラムです。その目的は、発展途上国自身による自立的な教育 開発及びその自助努力を支援する国際教育協力の在り方について、教育開発に携わる行政官、援助機関 関係者、NGO、研究者等が自由かつ率直に意見交換する場を提供することです。また、日本の教育の経 験とそれに基づく我が国の国際教育協力について広く世界に発信していくことも目的としています。

 

プログラム

開催日程: 2013 年2 月7 日(木)
場所:    文部科学省 講堂(東京都千代田区霞が関三丁目2番2号)
主催:    文部科学省、外務省、広島大学、筑波大学
後援:    国際協力機構
(日英同時通訳、日西同時通訳、英西リレー通訳)

 

スケジュール

午前の部
9:30~ 参加受付
10:00-10:20 主催者代表挨拶
文部科学省
外務省
10:20-10:50 基調講演
ジンガイ・ムトゥンブカ アフリカ教育開発連合 議長
「教員-アフリカの教育の未来への架け橋-」
10:50-11:20 基調講演
窪田 眞二 筑波大学人間系教育学域 教授
「日本の義務教育学校教員をめぐる課題」
11:20-12:00 質疑応答
12:00-13:30 休 憩(昼食)

 

午後の部
13:30-14:45 パネルセッション
「初等教育の学習成果に影響を与える教員の課題とは何か」
「前期中等教育において教員が抱えている課題とは何か」
  • モデレーター:
    ラモン・バカニ
     東南アジア教育大臣機構 教育革新・技術センター センター長
  • パネリスト:
    エデン・アドゥブラ
     ユネスコ 教員政策と開発課 課長
    リナ・ロウアネット・デ・ヌニェス
     教育専門家(JICA 算数指導力向上プロジェクト現地調整員)、グアテマラ
    宇田川 朋子
     さいたま市立指扇小学校 教諭(JOCV現職教員特別参加制度経験者)
14:45-15:15 休 憩
15:15-16:15 指定討論・質疑応答
16:15-17:00 総括討論
17:00 閉会

 

申し込み・連絡先

Japan Education Forum (JEF)事務局
広島大学教育開発国際協力研究センター内
〒739-8529
広島県東広島市鏡山1-5-1

FAX:082-424-6913
E-mail:japaneducationforum@yahoo.co.jp
「※本イベントは終了しました」

 

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