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センター長挨拶

広島大学教育開発国際協力研究センター
センター長
吉田和浩
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平成 28 年4 月

 広島大学教育開発国際協力研究センター(CICE)は平成9 年4 月に、日本初の国際教育協力に関する実践的・開発的研究を行う機関として広島大学に設置されました。これまで、文部科学省、外務省、国際協力機構、広島県をはじめとする関係機関、関係各位のご支援とご指導により、また、歴代、百余名の客員研究員、50 名を超える外国人研究員の方々にも力強く支えていただきながら、着実に発展してまいりました。

 国際教育協力をより効果的、効率的に実践するために、CICE は、教育政策からフィールドにいたる多様な視点からの研究を行い、また協力事業のモデル形成、実施、評価に係る研究開発を推進しています。研究成果は公開のセミナーの開催や研究雑誌の刊行を通じてその普及に努めるとともに、広く関係者との情報共有、意見交換を行う場として、国際教育協力日本フォーラムも毎年文部科学省、外務省、筑波大学との共催で開催しています。これらの成果については当サイトにも公表していますので是非ご覧ください。また、本センターが蓄積した知見を教育協力政策に生かすため、関係の懇談会や委員会にも積極的に参加してまいりました。 CICE 設立当時と比べると国内外の国際協力、わけても教育協力を巡る環境はずいぶんと変化し、日本として、大学として取り組むべき課題もあわせて変容してきました。

 CICE もまた新たな取組みを展開させています。そのひとつとして、国内にとどまらず、アフリカやアジアを中心とするこの分野の機関とネットワークを形成しつつ、教育開発と教育協力の実践的・開発的研究の国際的な輪を広げようと努力をしております。特に、平成16 年度からユネスコ、国連大学、JICA と連携して実施してきた国際共同研究事業を発展させ、文部科学省の予算により平成21 年度から「教育開発のためのアフリカ・アジア大学間対話」事業を実施してまいりました。この事業は教育開発のための数多くの質の高い研究論文を生みだすとともに、国際的に強固な大学間ネットワークを構築して、平成24 年度6 月までの第2 フェーズに続き、現在第3 フェーズに入っています。

 これまでのご厚情に改めて感謝申し上げますとともに、今後ともより一層のご支援、ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。