プログラム

はじめに

臨床情報医工学に卓越した地域の先進医療をチームで担う人材育成

臨床情報医工学に卓越した
地域の先進医療をチームで担う人材育成

広島大学(代表校)・広島市立大学・広島工業大学・広島国際大学が共同で申請した「臨床情報医工学に卓越した地域の先進医療をチームで担う人材育成」が、平成24年9月文部科学省の「大学間連携共同教育推進事業」に採択されました。
平成24年10月には臨床情報医工学共同教育推進事業運営センターを設置し、本格的に事業はスタートしており、平成25年4月から学生を募集するとともに授業を開始します。

事業の概要

臨床医学・医療分野の発展とその社会貢献には旧来の医療系研究の手法だけでは不十分であり、飛躍的進歩を遂げている情報学・工学分野との連携が必須です。本プログラムでは学士課程、大学院課程における医療系・情報系・工学系の異分野が融合した教育・研究の展開から、臨床情報医工学の確立を目指します。
豊富な臨床実習とインターンシップによる能動的学修環境を提供し、臨床現場での実践力を備えた人材育成を行います。
地域で構成されたステークホルダー(自治体、企業、NPO法人、医療施設)と緊密に協働し、医療と情報技術を統合できるバイオインフォーマティスト、安全・安心と豊かな医療情報を提供できる人材、臨床情報医工学の知識と実践力保証された高度専門医療人を育成します。
これらの人材は、先進医療をチームで担う高度チーム医療人として、地域における医療の発展と社会貢献に持続的に寄与すると同時に、ステークホルダーの拡充と発展に貢献します。

臨床情報医工学ロゴ


【ロゴマークの由来】

「歯車」は工学、「アスクレピオスの杖」は医学、「本と羽ペン」は情報学を表現しており、その3領域を囲む四角形は、4大学が一体となって推進するプログラムであることを象徴しています。

事業のキーワード

異分野融合
各大学の特徴を活かし、情報・医学・工学融合教育・研究の展開
臨床情報医工学
新しい学問領域である臨床情報医工学の確立
能動的学修
学生が主体的に考え、学ぶ環境を提供
実践力保証
現場経験を重視し、地域社会で求められる能力を修得
高度チーム医療人
高度な医療チームの中で、重要な役割を果たし得る人材を育成

育成する人材像

1.情報系,工学系の知識と実践力を兼ね備えた高度専門医療人

急速に進歩する医療機器、放射線診断治療技術、ロボットを利用した医療や介護などの分野に必須な人材です。

2.生命科学と情報技術を統合できるバイオインフォーマティスト

医療系の知識と能力だけでは対応できない膨大な情報があり、人類の遺伝情報や生体構造の解析には医療系と情報系の連携が不可欠です。

3.豊富な医療情報を安全・安心に管理・提供できる人材

ICT技術は医療分野での使用が急速に増大しています。重要な個人情報を安全に管理でき、迅速に情報提供できる人材は医療機関や行政分野に必須です。

ステークホルダー

本事業では、地域に根ざした自治体・企業・NPO法人(=ステークホルダー)と協働して、事業を展開します。評価委員会の委員として助言・提言をいただいたり、病院実習・インターンシップの受入先として参画いただくことを検討しています。これにより、地域で真に必要とされる人材の育成や臨床現場での実践力養成に繋げていきます。

・広島県病院事業局、健康福祉局(=県立病院)
・広島市病院事業局、健康福祉局(=市立病院)
・マツダ株式会社
・株式会社ジェイ・エム・エス
・中外テクノス株式会社
・特定非営利活動法人総合遠隔医療支援機構

FD・SD研修会

連携4大学の教員・事務職員を対象に、FD・SD研修会を年3回開催します。大学間でプログラムへの共通理解を図るとともに、能動的学修を促進するための指導力向上を目指します。

社会への情報発信

ホームページやパンフレットにより、本事業の活動内容を広く学内外に周知するとともに、ステークホルダーとの情報共有に努めます。また、毎年秋に開催される大学祭では情報医工展を開催し、臨床情報医工学が医療・健康増進分野において、どのような役割を果たしうるのか、学生が主体となって一般市民の皆さんや高校生に対して分かり易く説明します。

連携取組概要図

臨床情報医工学に卓越した地域の先進医療をチームで担う人材育成