医情報プログラム代表

学際融合的な知識や技術を結集して新しい概念や技術を創出し問題を解決する

現代の科学技術は細分化・専門化が進んでおり、今後もそれぞれの専門分野での深化を通じて科学技術は発展するものと考えられます。しかし一方では、細分化・専門化された個別の分野が深化するだけでは十分ではなく、学際融合的な知識や技術を結集して新しい概念や技術を創出し問題を解決することの重要性も高まってきています。なかでも、人間を対象とする医療分野においては、生理学・心理学・情報通信技術(ICT)・電気電子工学などの広範な専門分野を横断的に融合することによって更なる発展が図られることが期待されています。

電子機器、自動車、分析・計測などの「ものづくり」関連企業での活躍や新規の分野を自ら開拓し起業することが期待

電子機器、自動車、分析・計測などの「ものづくり」関連企業での活躍や新規の分野を自ら開拓し起業することが期待

このような時代背景の中で、平成22年度より、医療系の知識を有した情報系・工学系技術者および情報工学系知識を有した高度医療人の育成を目的とする「情報医工学プログラム」が実施されています。これまで、広島市立大学情報科学部からは、平成22年度36名、平成23年度36名、平成24年度46名と多くの学生が受講しています。受講した学生からは、「進みたい分野が見つかった」「進路の幅が広がった」などの喜ばしい感想が寄せられており、医療・情報科学・工学に渡る学際的な人材を育成するための教育プログラムとして着実に成果を挙げています。
平成24年度には、本学情報科学部に「医用情報科学科」を新設しました。「医用情報科学科」では、ICTの基本から応用まで十分な基礎教育を行なうとともに、その基盤の上に、医療への応用を見据えた情報科学および生体情報に関する知識と技術を習得するための研究教育を行ないます。「医用情報科学科」の学生は、「情報医工学プログラム」で開講されている医療系の講義や実習の一部を卒業要件の単位として取得することができます。卒業生は、ICT関連企業、医療機器関連企業、医療機関のみならず、習得した広い視野と学際的な思考能力を活かして、電子機器、自動車、分析・計測などの「ものづくり」関連企業での活躍や新規の分野を自ら開拓し起業することが期待されます。

  • 電子機器、自動車、分析・計測などの「ものづくり」関連企業での活躍や新規の分野を自ら開拓し起業することが期待
  • 電子機器、自動車、分析・計測などの「ものづくり」関連企業での活躍や新規の分野を自ら開拓し起業することが期待
豊富な臨床実習とインターンショップによる能動的学修環境を提供
広島市立大学 情報科学研究科 教授
医情報プログラム代表者
増谷 佳孝

医療と情報科学を包含した

平成25年度からは、より実践的な教育を行なう「臨床情報医工学プログラム」がスタートしました。本プログラムの中で、広島市立大学は「医情報プログラム」を担当し、「医用情報科学」、「生体信号処理」、「医用プログラミング」を提供します。「医用情報科学」では、医療と情報科学の学際・融合領域について基礎から最先端技術までを網羅的に学びます。「生体信号処理」では、生体信号を解析する手法について基本的知識を学習します。「医用プログラミング」では、臨床医工学に関連したコンピュータプログラムを実際に作成することにより実践的なプログラミング技法を習得します。「臨床情報医工学プログラム」の充実した実践的教育を通して、医療と情報科学を包含した広範な領域を見渡し活用することのできる人材を輩出していきたいと考えています。

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