秋の花

その1    秋の七草




名称:アケボノソウ
分布:北海道〜九州
撮影場所:広島県呉市天応町
撮影日時:2005年10月9日

 山地の水辺付近に生える2年草。なじみは薄いけれど隠れた名花である。
 花色はクリーム色に近い白色で黒と緑の斑点がある独特の模様をしている。お世辞にも華やかとはいえないものの、葉・茎・花のどれをとっても形が整っており、全体としてスタイルがとても良い。ぜひ実物を見て頂きたい。

広大での生息 △







名称:ヤマハッカ
分布:北海道〜九州
撮影場所:広島県安芸郡坂町小屋浦
撮影日時:2005年10月29日

 薄暗い林内に生えることが多い。ヤマハッカの青紫色の花は蛍光的な色合いで、暗い場所でも目を引く。
 ハッカの名称を持っているものの、芳香はあまり無い。

広大での生息 △

 







名称:アキノノゲシ
分布:日本全土
撮影場所:広島県安芸郡坂町小屋浦
撮影日時:2004年9月6日

 秋に咲くノゲシという名前ではあるが、春に咲くノゲシとは全然似ていない。かなり大きくなり、人の背丈ほどに成長する。
 花型はキク科の典型であるが、花色はクリーム色でキク科では異色の存在。

広大での生息 ○








名称:ヤマジノホトトギス
分布:北海道(西南部)〜九州
撮影場所:広島県戸河内町深入山
撮影日時:2006年9月6日

 花の斑点がホトトギスという鳥の斑点に似ることから名前がつけられた。姿の美しさから園芸植物としても人気がある。山地性が強い。

広大での生息 △










名称:ナンバンギセル
分布:日本全土
撮影場所:広島県東広島市鏡山
撮影日時:2005年9月1日

 植物の中でもかなりの変わり者。葉を持たないことはもちろん、葉緑体自体を持っていない。ナンバンギセルは寄生植物でありススキ、ミョウガ、サトウキビに寄生する。
 キセルのような立ち姿は一見異様であるが、大き目の花は見事。花期になって急に出現するので、きのこのようなイメージがある。

広大での生息 ○







名称:キンミズヒキ
分布:北海道〜九州
撮影場所:広島県江田島市古鷹山
撮影日時:2005年9月11日

 タデ科のミズヒキに花序が似ていることから名前がつけられた。花序が1本の時はすっきりしていて良いが、枝分かれが進み5本以上になってくると、まとまりが無く少々だらしない。
 この草の種は鍵爪状の棘を持っているため、動物や衣服にくっつく。

広大での生息 ○








名称:ヒガンバナ
分布:日本全土
撮影場所:広島県呉市天応町
撮影日時:2005年9月25日

 里山の秋を象徴するような花で、田んぼの畦道を真っ赤に染める風景は多くの日本人の心に郷愁にも似た気持ちを思い起こさせる。
 こんなにも日本の風景に馴染んでいるヒガンバナですが、古い時代に中国から渡来した外来植物。悪者扱いされることの多い外来種ですがヒガンバナのようなケースでは一緒くたにできない。

広大での生息 △





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