チョウ


シジミチョウ  アゲハチョウ  タテハチョウ  




名称:イシガケチョウ
分布:本州以南
出現時期:5〜8月
食草:イヌビワ
撮影場所:広島県呉市警護屋
撮影日時:2005年8月3日
 
 やや南方性のチョウ。数十年前は広島県では見ることが出来なかった。しかし現在では、特に海岸付近では普通に見られる。徐々に分布が北上しているらしく温暖化の影響をうかがわせる。こういった事例は移動性の高いチョウの仲間では頻繁に起こっている。
 また、とても独特の外見をしたチョウで、一度見たら、なかなか忘れられない不思議な魅力がある。
 
広大での生息の有無  △
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名称:ヒメアカタテハ                  
分布:北海道〜屋久島               
出現時期:5〜11月                 
食草:イラクサ科、ニレ科など           
撮影場所:広島県安芸郡坂町
撮影日時:2006年3月5日

 世界中に生息が確認されている極めて生息範囲が広いチョウ。こういう種類は意外に珍しい。
 もちろん、どこでも普通に見られるが、よく似たアカタテハと混同し易い。識別点は本種がより小型であること、アカタテハには翅の腹部の付け根側に毛が生えていることである。

広大での生息  ○






名称:ルリタテハ
分布:日本全土
食草:ホトトギス、サルトリイバラなど
撮影場所:広島県安芸郡坂町
撮影日時:2006年4月30日

 冬でも、風のない温暖な日中には飛び回る姿を見かける寒さにも強いチョウ。本種をはじめタテハチョウの仲間は成虫で冬を越すものが多く、春になると卵を産んで死んでゆく。
 日本のタテハには珍しく青系の色彩。裏翅は枯れ葉のように地味だが、日光浴をするために翅を広げると、中から目の覚めるような”瑠璃”が現れる。

広大での生息  ○







名称:アサマイチモンジ              
分布:本州                   
食草:マメ科                 
撮影場所:広島県東広島市 
撮影日時:2005年9月1日               

 黒地に白帯のコントラストが渋くて良い。このチョウに似た白黒のチョウは数種いるが、いずれも一風変わった飛翔をする。普通チョウの類は一定の間隔で翅を動かし続けながら飛ぶが、アサマイチモンジは一度羽ばたいた後、翅を広げて滑空し、また羽ばたき、滑空することを繰りかえすという独特な飛び方をする。

広大での生息  ○








名称:ツマグロヒョウモン
分布:北海道〜九州
食草:スミレ類
撮影場所:広島県東広島市
撮影日時:2005年7月6日

 ”豹”のような紋様がヒョウモンという名前の由来。ヒョウモンの仲間は他にもたくさんいて、本種はその中でも特に珍しくもなく、平地から山地まで幅広く生息する。また、”ツマグロ”というのは”端黒”の意であり、このチョウを見分ける格好の目印であるが、メスにしか無いのでオスの同定はやや困難になる。

広大での生息 ◎







名称:テングチョウ
分布:日本全土
食草:ニレ科エノキ
撮影場所:広島県東広島市
撮影時期:2005年9月1日

 口吻が”天狗の鼻”のような形をしていることからテングチョウと名付けられた。上記の5種のタテハチョウとは系統的にやや遠い関係にあり、テングチョウ亜科(日本では1種のみ)というグループに属している。
 裏翅は写真のとおり枯葉のようで、表翅は濃い茶色地に朱色の模様が入る。きわめて普通種。


広大での生息 ◎





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