粘土(Clay)とは、粘性(粘度、Viscosity)と可塑性(塑性、Plasticity)を持つ天然産集合体(Natural
Aggregate)であり、構成粒子(鉱物、Mineral)は微粒(Fine-grained:一般に1000分の2ミリメートル以下)なものを指すのが普通である。
粘土を構成する鉱物は、風化作用(Weathering)などによって形成された微粒なものが主体であり、ケイ酸塩鉱物の中の層状ケイ酸塩鉱物(Sheet
Silicate Mineral)に属する鉱物と、主に鉄の水酸化鉱物(Iron Hydroxide Mineral)とからなる。特に前者は粘土鉱物(Clay
Mineral)と呼ばれる。
粘土鉱物と呼ばれる鉱物には、このように微粒な鉱物しか知られていないものと、粗粒なものも知られているものとがある。例えば、雲母(うんも、Mica)は様々な岩石(Rock)を構成して広く産出するが、微粒のものも粗粒のものも普通に存在する。ただし、微粒と粗粒では、その性質が異なることが多い。
また、粘土鉱物は陶磁器(Porcelain、Pottery)などの原料(Raw Material)を構成する主要な鉱物である。 |