スタッフ紹介

歯科医養成WGリーダー<br />
虎谷 茂昭

口腔がん治療の質の向上に努める歯科医

わが国ではがん全体に占める口腔がんの割合は2%前後ですが、その数は年々増加傾向にあります。2005年には約7000人が口腔がんに罹患しており、これは30年前と比較して約3倍の増加です。また2015年には約1万2000人になると推測されています。口腔がんとその治療は、会話や摂食に対する重篤な障害や、審美的にも大きな影響を及ぼすことが多いため、口腔がんに対しては、安全で根治的な治療と同時に、生活の質(QOL:Quality of life)を考慮した治療を行うことが重要です。

 2012年の10月に新設された歯科WGでは、がんに関する高度な専門的知識を有し、関連各科との十分な連携のもとで、口腔がん治療の質の向上に努める歯科医師を養成することを目標としています。また、口腔がん切除後の形態や咬合機能の再建にも積極的に関与できる歯科技工士の養成を目指します。同時に、口腔以外の領域のがんに対して行われる薬物療法や放射線療法に伴う重篤な口内炎や顎骨壊死などを研究するとともに、エビデンスに基づいた効果的な口腔ケアを実践できる歯科衛生士の養成を目指します。これらを通じて病院全体のがん治療の向上にも貢献できる態勢を構築するよう努力していきます。


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