超音波内視鏡検査

超音波内視鏡検査は、生体内において病変の垂直断面像を直接描出する検査法で病理のルーペ像に相当する画像を得ることが可能な検査です。超音波内視鏡検査は内視鏡先端に直接プローブが納められた超音波内視鏡専用機と通常の内視鏡の鉗子孔よりプローブを挿入する細径超音波プローブで検査を行います。癌の深達度やリンパ節転移、粘膜下腫瘍や壁外圧排の診断が可能です。

超音波内視鏡下穿刺法とは通常の内視鏡検査では生検が行えない消化管壁内・壁外の病巣の組織採取および穿刺吸引を、超音波下で穿刺針ルートを確認しながら選択的に穿刺して行う検査法です。

超音波内視鏡装置(超音波内視鏡専用機)
メカニカルラジアル走査方式超音波内視鏡

細径超音波プローブ
 
電子コンペックス走査方式超音波内視鏡
 
早期胃癌の超音波像

胃壁が9層構造に分離され粘膜筋板も描出されています。粘膜内の病変であることが分かります。

 
組織ルーペ像

内視鏡的粘膜切除術により病変は切除され、病理検査でも粘膜内の病変であることが確認されました。

IIa+I型早期胃癌の通常内視鏡像
インジゴカルミン撒布像
超音波内視鏡像

超音波内視鏡像ではsm浸潤を認めています。

IIa型早期胃癌の通常内視鏡像
インジゴカルミン撒布像
超音波内視鏡像

超音波内視鏡像ではsm浸潤を認めています。

粘膜下腫瘍の超音波像

通常内視鏡では正常粘膜に腫瘍が覆われて正確な診断は困難です。
超音波内視鏡を用いると固有筋層と連続して腫瘍が存在していることが分かります。 超音波下で穿刺針ルートを確認しながら吸引生検を行っています。

診療実績

超音波内視鏡検査件数の年次推移