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講義案内


オフィス・アワー

火曜日 11:00〜12:00  木曜日 11:30〜12:30


私が担当する講義

「フランス語中級総合演習」(水曜日3・4時限 2年生対象)
読み・書き・話し・聞くの4技能を高度にバランスよく習得して、フランス語で自由にコミュニケーションできる総合的能力を養成する。この目標を達成するた め週4コマの授業が連動して展開される。二つの「フランス語中級演習I」と「アドバンスト・フランス語」、「フランス語中級会話演習」からなる。総合的な フランス語能力の効果的な習得のために開発されたビデオ教材を用いて体系的な授業を行う。週4コマのうちの2コマの授業は、外国語教育用コンピュータルー ム・LLで行われ、
随時フランス語教育用コンピュータソフトによる学習支援を行う。テクストはGuy Capelle他, Reflets , Hachette, 1993.


「フランス語上級読解演習」
(後期水曜日5・6時限 3年生以上・大学院生)
毎回『ル・モンド』Le Mondeの記事を選んでフランスの現代を考えながら日本との文化比較を行う。講義では予め分担することなくその場で指名して訳してもらうので、毎回相当な予習が必要とされる。受講する学生は覚悟してもらいたい。その昔『涙なしのフ ランス語』Le francais sans larmesという参考書があったが、この講義は涙の連続である。3年生向けですが、我はと思わん方はどなたでも受講できます。


「フランス文明論」
(後期火曜日9・10時限 3年生以上)
この 講義は近・現代フランスの様々な文化表象を、日本人の見たフランス文化という視点から出発して考察し、フランス文化の諸特徴を明らかにしようとするもので ある。講義ではまず最初に、3人の日本人によるフランス体験(画家 藤田嗣治、思想家 森有正、評論家 加藤周一)を考察して、中世からフランス革命まで を論じ、植民地主義から共和国原理、ライシテの問題から多言語主義まで現代のフランスを取り巻く様々な問題を考える。


「テクスト文化論」(前期木曜日7・8時限 2年生以上)
この講義はテクストとそれを取り巻く世界との関わり、即ち広い意味での「出版」を研究の対象とする。昨年までの講義では、「本」と「読むこと」を軸に行ってきたが、今年度は「テクストとは何か」というテーマで「出版文化」の歴史を考察していく。
講義では主に西ヨーロッパを対象として次のような各テーマを順次論じて考察を進めていくが、必要に応じて学生諸君にも発表をしてもらう。
・そもそもテクストとは
・ 声のテクスト?
・ 何に書くか
・巻物から冊子へ
・写字生と修道院
・テクストを読む(音読と黙読)
・活版印刷
・宗教改革
・出版規制
・啓蒙時代
・公教育と図書館
・貸本屋と読書クラブ
・大量生産のテクスト
・インターネットと電子本のテクスト


「社会文化史」(後期木曜日7・8時限 大学院)
地中海周辺を対象とした声の文化から文字の文化、更に巻子本から冊子本、そして活版印刷まで諸問題をアナール派以降の研究を利用して考察する。中世から近 世にいたるヨーロッパ大陸中西部(フランス・イタリア語圏)の文化を、出版史に軸を置いてとらえる。資料には文学作品、日記、旅行記、裁判記録、説教書、 新聞記事など様々な文献を使用し、とくに「個人」の成立と共同体とのかかわりに焦点をあわせて考察する。


その他に1年次の「ベーシック・フランス語」、2年次の
(前期)「アドバンスト・フランス語」を担当します。


講義の最終レポートについて

「フランス文明論」、「テクスト文化論」、「社会文化史」の最終レポートの返却を希望する人は
コメントを付けてお返ししますのでメール等でランデブーを取って下さい。



hirate@hiroshima-u.ac.jp