HUT CULTURE COLLECTION
DEPARTMENT OF MOLECULAR BIOTECHNOLOGY, GRADUATE SCHOOL OF ADVANCED SCIENCES OF MATTER, HIROSHIMA UNIVERSITY

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広島大学大学院 先端物質科学研究科 分子生命機能科学専攻 微生物遺伝資源保存室について

沿革

 広島大学に保存されている微生物株のカルチャーコレクション(HUT)は、 広島高等工業学当時1930年(昭和4年)に設置された歴史の有るコレクションです。 HUTの設立は、広島高等工業学校の長西広輔先生らが満州鉄道株式会社中央研究所から、 保有微生物株(CLMRコレクション)の複製コレクションを譲り受け、それを核として発足しました。 以来、1949年に広島高等工業学が広島大学工学部としてスタートした後は醗酵工学科に設置され、 その後同学科(現先端物質科学研究科、分子生命機能科学専攻)の数多くの先生方の御尽力により発展し現在に至っています。 HUTの発足当時は、発酵・醸造に関する微生物が主でしたが、その後、微生物学および微生物工業の進展に伴って、 広く非病原性の微生物を対象とするコレクションに発展しております。

活動内容

 HUTは、広く国内外の研究者への菌株の分譲、ならびに学術上、応用上価値ある微生物株の寄託・保存を主な活動内容とし、 国際微生物保存連盟(WFCC)に加盟すると共に、日本微生物資源学会(JSCC)の機関会員として活動、 国際的なレベルで微生物株の分譲、寄託・保存に対応しております。現在、本コレクションでは保存株として約1400株を保有し、 そのうち約830株は分譲可能としてカタログ公開しております。

設置目的

 微生物は、有史以前より様々な醸造食品の製造に不可欠な役割を果し、 現在ではこれらに加え各種アミノ酸、酵素類、医薬品類等々、様々な物質の生産に役立っています。 また、学術研究上も、現在の分子レベルでの生命科学研究の進展を支える実験材料として極めて重要な位置を占めております。 このような様々な菌株、すなわち遺伝資源は、一度失われると同じものを取得する事は不可能と言っても過言ではありません。 このことから、当機関をはじめとする遺伝資源を保存する施設の重要性は年々増大しております。 本学においても地域貢献、国際貢献に資する目的のもとで、学内、学外を問わず研究、教育の支援を行うために設置されております。


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