教育協力実践基礎論 

この授業は、国際教育協力分野で活動するために必要となる、開発途上国の教育問題を理解すること、実践的な問題解決能力を身に付けること、開発途上国の問題をより本質から問い直すことを目的としています。 授業では、これまで実際に行われてきた教育協力プロジェクトや計画の立て方等を学びます。しかし、この授業の核は、自分たちでプロジェクト案を製作することにあります。私は、留学生やバックグラウンドの違う仲間達とグループになり、議論を通して一つのプロジェクトを作り上げました。その作業過程で、問題解決能力や説得力、他者とのコミュニケーション能力等が培われたように思います。
 この講義は大変だと言う学生も多いのですが、苦労した分得られることも多く、非常にためになる授業です。実際に途上国で国際協力をする場合は、もっと周りの関係者と議論をするのは難しいでしょうし、ここで学んだことは必ず実践に生かせるものだと思っています。

国際カリキュラム開発論実習・現地研究T

受講生:松山 匡延

数学教育開発論 
教育統計学概論U

受講生:石井 洋

 統計と聞くと、非常に硬いイメージを持ちがちです。しかしこの授業は、数学が苦手な学生が多いこともあり、基礎の基礎、平均や偏差から、教育研究実践で使える各種検定のレベルまで学ぶことができ、概念を理解しながら進められました。
 難易度は?と言うと、当然難しいデス。何といってもこの授業は留学生が多く、全て英語で勉強することになり、日本語でも難しい統計学を英語で・・・、ホント苦労します。しかし、国際的な世界で活躍することを目指すのなら、始めから英語で学ぶ方が有利な部分もあり、私にとっては最も苦労した分、最も達成感を得た授業の一つでした。
 そもそも文系の留学生たちはスーパー苦労していたようで、理系の私は授業内容の復習講義を頼まれることが多く、みんなでテストに備えて勉強し、仲間意識も高まり、時々母国料理をお礼に振舞ってもらったりしました。SPSS等で結果を出すPC操作を習得するのも大事でしょうが、この授業で基礎的な概念から理解することもオススメします。

この授業では、日本を始め先進国の理科教育に関する政策や歴史的な政策の変遷、また、途上国の理科教育の状況、そしてそれらに対して日本が実施してきた、或いは実施中の援助に関して学びました。さらに自らもそれらに関して調べるきっかけをいただきました。

 例えば、アメリカでは1957年のスプートニク・ショックが科学教育振興の契機になったことなど、先進国が科学教育に力を注ぐようになった理由を歴史的なことから学ぶことができました。

 途上国の理科教育の現状を学ぶだけではなく、日本、そしてアメリカ等の先進国での理科教育への取り組みを学ぶことで、全体としての『理科』を意識することができたと思っています。そのことは今後、ある途上国の理科教育を広い視野を持って考えるときに役立つのではないかと考えています。その意味で、途上国の教育ばかりではなく、先進国の理科教育についてこの授業で学べたことは、大変有意義であったと思います。

理科教育開発論

数学教育開発論は普段の大学の授業とは異なり、全員の顔が見えるよう円になって授業を受けます。私が受けたセメスターでは多くの留学生の、自国における数学教育の問題点などをきくことができ興味深いものでした。

 授業の内容に関しては、民族数学だけではなく数学教育に関連したもの、カリキュラムや授業方法、国際学力調査、日本や他国の文化的な背景など幅広く勉強することができます。

 基本的に授業は英語で行われますが、ある程度のまとまりごとに日本語での要約が求められます。私は英語が得意ではありませんでしたので、馬場先生からは毎回のように「今のところの要約お願いします。」と言われ、大変勉強になりました。おかげさまで、先生や留学生と普段の会話のときでも、「今のところの要約お願いします。」と言われそうでびくびくしながら暮らしています。

受講生:野中 俊和

 まず、この国際カリキュラム開発論実習・現地研究Tでは数学教育と理科教育における、それぞれの教科教育の歴史や現在の問題点について取り上げ、その後に、受講している生徒それぞれが各自教科を選択し、指導案を作成した。この指導案作成で学生による選択教科は、数学教育や理科教育に留まらず、平和教育や日本語教育も扱われ、自分の専攻以外のことに触れるいい機会であった。また三週間に渡り指導案を作成する中で、先生方の専門的知識や経験からのアドバイスや、教育をこれまで専攻していなかった学生からの指摘をもらうことは、新たな視点を持つ事に繋がった。

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受講生:野口 洋子

受講生:原田 朋枝