−マイコンピュータの表示メニューでWebページのチェックを外す.
−表示>フォルダオプション:全般で,
『従来のWindowsスタイル』を選ぶ.
−表示>フォルダオプション:表示で,
『登録されているファイルの拡張子は表示しない』のチェックを外す.
『すべてのファイルを表示する』をチェックする.
-表示>詳細を選ぶ.多数の長い名前をもつファイルを一覧できる.
注:MS-DOSでは円記号(\:英語ソフトでは右下がりスラッシュ=半角の\)にWindowsのフォルダ名
をつけたものが,(サブ)ディレクトリと呼ばれ,ファイルの置かれたドライブの仕切りを表す
[C:\GMT\bin\pscoast.exeは,CドライブのGMTディレクトリの中のbinサブディレクトリにある
pscoast.exeというファイルを意味する].MS-DOS/Windowsでは大文字・小文字は区別されない.
GMT/Unix/cygwinは厳密に大文字・小文字を区別する.
◎GMT_exe.zip をWinzipで開き,すべてを選択して C:\ に解凍する.
以下,GMT_share.zip, GMT_suppl_exe.zip, GMT_web.zip,
GMT_full.zip, GMT_high.zipをすべて C:\ に解凍する.
copyingというファイルを上書きして良いか尋ねられたら,すべて上書きOK.
◎解凍されたファイルはC:\GMTというディレクトリ(フォルダ)に入る.
ディレクトリとファイル構成は以下のとおり.
C:\GMT\bin\
C:\GMT\lib\
C:\GMT\share\
C:\GMT\src\
C:\GMT\www\
C:\GMT\.gmtcommand
◎netcdf-3_5_win32bin.zip はC:\NETCDFというディレクトリを作成して
そこに解凍する.ディレクトリ名は半角英数文字で正確に.
デ?クトリ構成は以下の通り.
C:\Netcdf\bin
C:\Netcdf\lib
C:\Netcdf\include
C:\GMT\src\gmtenv.bat を C:\GMT に移す.
(ファイルを選んでコピー,Gmtフォルダを開いて 貼り付け).
エディタで C:\GMT\gmtenv.bat を開く.
29--31行目(REMなし行)のディレクトリが解凍したファイルの配置と同じか確認.
ディレクトリ(フォルダ)名を上記以外に設定した場合は,右辺を変更すること.
SET NETCDF=C:\NETCDF
SET GMTHOME=C:\GMT
SET HOME=C:\GMT
C:\GMT\share\gmt.conf をエディタで開いて(ドラッグ&ドロップか開く),
一行目の最初に半角大文字で『SI』と入力して上書き保存する.SI単位系に設定.
もし見つからなかったら,『SI』とだけ書いたファイルをC:\GMT\share\gmt.confとして作成・保存.
C:\Windows\Dosprompt のコピーを作ってデスクトップに置く.右クリックでプロパティを選び設定.
プログラム>コマンドライン :C:\WINDOWS\COMMAND.COM
作業ディレクトリ:C:\GMT
バッチファイル :gmtenv
メモリ>環境変数の初期サイズ:4096
このショートカットの名前を例えば『GMTstart』に変更する.
デスクトップの『GMTstart』をダブルクリックする.上の設定ができていれば,
(下から2行目)GMT3.3 Environment initialized が表示されて準備完了.
Windowsの スタート>プログラム>MS-DOSプロンプトで,DOSを起動し場合
以下のコマンド(黄色の文字)を入力する.Type inしてリターン.
Microsoft(R) windows 98 |
(C) Copyright Microsoft Corp 1981-1998. |
C:\Windows> cd \ |
C:\> cd \gmt |
C:\Gmt>gmtenv |
C:\Gmt>ECHO OFF |
GMT3.3 Environment initialized |
C:\Gmt>pscoast |
いずれにしても,GMT3.3 Environment initializedが出たら準備完了.
C:\Gmt> pscoast と入力してみる.
画面にpscoastコマンドのオプションが一気に表示されたらOK.
[止まった画面に,-P, -Q, -S, -Uなどのオプションの説明が英語で並んでるはず.
C:\Gmt> gmtset PAPER_MEDIA a4+ と入力(これで出力をEPSに設定できる).
C:\GMT\.gmtdefaults が作成される.
C:\GMT\.gmtdefaults をエディタで開いてみる.
ファイル名がドット "." で始まっていることに注意.Windowsの表示や,メモ帳でこのファイルを
別名で保存したり移動したりすることはできない.秀丸エディタならできる.あるいはcygwin で名前を変える.
MEASURE_UNIT cm PAPER_MEDIA a4+ であればOK
MEASURE_UNIT inch の場合その他のパラメータもすべて inch 単位だ.その場合,
SI単位系の .gmtdefaults_SI ファイル[gmtdflts.zip]をここからをダウンロード,
解凍し,中のファイル(.gmtdefaults_SI)を C:\GMT におく.エディタを閉じる.
C:\GMT\.gmtdefaults を C:\GMT\.gmtdefaults_SI でおきかえる.別名で保存か,
C:\GMT> ren .gmtdefaults .gmtdefaults_US
C:\GMT> ren .gmtdefaults_SI .gmtdefaults
C:\GMT\.gmtdefaults をエディタで開いてみる.あるいは C:\Gmt>gmtdefaults -L
MEASURE_UNIT cm PAPER_MEDIA a4+ を確認
■ netcdf.dllがみつからない??
C:\Netcdf\bin\netcdf.dll を C:\Netcdf\lib にコピーする.
(ファイルを選んでコピーC:\NETCDF\libフォルダを開いて 貼り付け).
Windows2000では netcdf.dll を \GMT\bin\ に置く必要があるらしい(未確認).
■ gmtenv入力で,『環境変数が...』,『メモリーが...』というエラーメッセージが出て,
initializeができない:
◎ MS-DOSのプロパティを,上の基本設定どおりかチェック.設定を確認してDOSを再起動.
■ pscoast が起動しない.『コマンドまたはファイル名が違います.』
◎ gmtenv は実行されているか?必要なファイルが解凍され,適切なディレクトリに配置されているか?
◎ C:\GMT\bin\pscoast.exe のディレクトリに間違いはないか(英数半角)?確認.
■ pscoast が起動しない.『このプログラムを実行できません.』
◎ C:\GMT\.gmtdefaults, C:\GMT\.gmtcommands のプロパティを見てみる.
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