とにかく地図を作ってみよう


最初の一枚

準備

1.画面に,MS-DOS, メモ帳(または秀丸エディタ),GSViewのウインドを開いておく.

C:\Gmt>pscoast -R-30/330/-70/70 -JM16 -Dc -W1/0/0/250 -G120/150/180 -S0/170/220 -B30g30 -A10000 -P > first.eps

C:\Gmt>

2.上のpscoast から first.eps までをコピーして,エディタにペーストする.コマンドの意味は下のとおり.
 [各要素の色指定を変えておくと,Illustrator の編集>選択コマンドで要素ごとに選択・レイヤー移動できます.]

コマンド/オプション 意味
pscoast 起動するプログラム
-R-30/330/-70/70 経度・緯度指定(西/東/南/北)
-JM16 投影法(メルカトル)と図の横幅(cm)
-Dc 海岸線データの精度(c<l<i<h<f)
-W1/0/0/250 海岸線の太さ(1=0.24pt),色(R/G/B)
-G120/150/180 陸域の色(R/G/B) 黒(0/0/0)〜白(255/255/255)
-S0/170/220 水域の色(R/G/B) Grey Scale: 黒(0)〜白(255)
-B30g30 外枠の黒白の間隔・グリッド間隔(度)
-A10000 10000平方km以下の要素を消す.
-P 用紙を縦方向(Portrait)に使用
> first.eps 新規出力ファイル名 first.eps

3.エディタでスペース(全部のハイフンの前)・ハイフン(オプションの前)など間違いがないことを確認して行頭から改行マークまでコピー.MS-DOSのウインドに貼り付け(左から3つ目のボタン:クリップボード印)エラーメッセージが出なければ成功.

4.GSViewのOPENコマンドで,C:\gmt\first.epsを開く.Voila!!

5.あとは自由自在! パラメータを変えて遊ぼう.
  エディタで数値を変えてコピー,MS-DOSに貼り付けて,GSView窓に行くだけ.

★ -R180/540/-80/80 大西洋中心でもう少し南北を描く
★ -R120/30/150/50r -JT135/16 -Di -A100 -B10g5 日本を中心に横メルカトルで四角い枠
★ -R0/360/-90/90 -JE175/-35/16 -Dc -W -G255 (Sなし)-B30g30 ?何がでるかな?
★ -R0/360/-90/90 -JG60/60/16 -Dc -W -G255 -B30g30 ?何がでるかな?

★ -R132/135/32/35 -JT133.5/10 -Df (Aなし)  最高分解能の海岸線.