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 2000年1月19日更新

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わたしたちの大学院でドイツ語学・言語学を研究しませんか?

広島大学大学院社会科学研究科・国際社会論専攻

平成12年度(博士課程前期=修士)

第二次学生募集中!

(平成12年1月28日から2月3日まで)

問い合わせは

〒739-8521 東広島市鏡山 1-7-1

広島大学総合科学部 教務係(大学院担当)

Tel (0824) 24-6317

「社会言語システム研究」では,英語・ドイツ語・フランス語・ロシア語などの言語(文化も!)についての

研究を行っています。統語論と意味論,認知心理学,言語心理学,社会言語学,言語コミュニケーションなど

学際的な言語の研究ができます。博士課程(後期)もありますから,一貫した勉強も可能です。

私の研究室にいる大学院生たちは,ドイツ語・英語・日本語の文法構造(話題構文など)を比較対照したり,

ドイツ語の会話(談話)の構造を分析したり,ドイツ語の心理表現を分析したりする人たちがいますが,

みんながんばっています。他にもドイツ人の Ruh先生のもとで,ドイツ語の社会言語学を研究する院生の

かたもおられます。日本語や英語に興味をもっている方も大歓迎です!




慶応大学の三瓶慎一先生(ドイツ語学)の講演があります。

「大学でなおも『外国語』の教育?

―その戦略的転換」

(主催:広島大学外国語教育研究センター)



1999年秋季日本独文学会(徳島大学,10/16-17)

でのシンポジウムの報告

「コンピュータ支援ドイツ語学習(CALL)の現状と展望」

 数年前までCALL(コンピュータ支援外国語学習)は,コンピュータ教室が設置された少数の大学において情報機器とプログラミングに詳しい少数の教員によって担われる小規模実験の域を出なかった。しかしCALLを取り巻く環境は一変した。多数の教員がワープロソフトで文書を作り,インターネット経由で電子メールやWWWを用いて情報を収集発信している。大学生の多くもレポートの資料収集や就職活動でインターネットを活用しており,コンピュータは日常生活に不可欠のツールになりつつある。他方,ドイツ語履修者の減少による教員の危機感も高まっており,文法読解に偏重し,教科書とカセットテープに頼る旧来のドイツ語教育に対する見直しが迫られている。私達はこのような状況の下で,単にコンピュータという機械を導入すれば目新しい授業が展開できるといった表層的意味ではなく,情報化社会の進展の中でコンピュータやインターネットを用いることによって,ドイツ語教育の改善につながる教授法的革新をいかにして実現できるかという問題を提起したいと考えた。又,私達が実践してきた多様な方法を駆使することにより,多額の設備や特殊な技術を必要としない柔軟なCALLのあり方が可能であることを示したいと考え,本シンポジウムを計画した。日本独文学会でCALLのテーマがシンポジウム形式で取りあげられたのは今回が最初である。この点では先行する英語教育(岩居報告参照)の状況と比べると,ドイツ語CALLの後進性は明らかである。しかしドイツ語教育の改革に対する情熱を基礎にして,インターネットが日本とドイツ語圏の距離を一挙に縮め,学習者の動機づけを飛躍的に高める今日の有利な状況を利用すれば,CALLはドイツ語教員の身近なテーマになるはずである。実際,シンポジウムには150名近い参加があり,会場が満席になったことからもCALLに関する関心の高さが窺える。報告ではCALLの現状,実践例や教授法との関連が議論された。

1. 「ドイツ語CALLの新段階」(報告:吉田光演)

 最初にCALLの3つの発展段階を整理した。60〜70年のCAI 黎明期には行動主義に基づきコンピュータによる効率化が図られ,ドリルの原型が作られたが,大型計算機による大型設備に限られていた。80年代のパソコン導入期に入ると,各地で教員がCALL教材を自作し始めたが,コミュニカティヴ・アプローチなどの教授法との溝は広がった。90年から現在に至る第3段階ではマルチメディアとインターネットが発展し,パソコンのユーザー層が広がり,CALLの敷居は低くなった。大規模設備がなくても,通常授業と自習用端末(自宅パソコン)での学習の組み合わせによって効果的なCALLの運用,認知的な学習も可能になった。次にCALLの2つのモデル(チューター・モデル,ツール・モデル)を紹介した。前者は文法や単語の聞き取りなどの学習に適し,マルチメディアを駆使したトレーニングにより個々の学生に合わせた学習が可能になる。他方,後者はコンピュータを学習ツール(ワープロ,電子メール,WWW)として利用することにより,学習者中心の授業が可能になる。例えば食事や飲食のテーマを教科書等で学習・練習した後に,WWWのサイトで朝食を作成してみるといった創意的なプロジェクト型学習が工夫次第で様々に実現できる。いずれの場合でも,適切な教授法と組み合わせることで,学習効果と動機づけを高めることができることを明らかにした。

2. 英語教育におけるCALL研究と開発(報告: 岩居弘樹)

 本発表では、私立大学情報教育協会・英語情報教育研究会で得たアンケート調査の内容と個人インタビューをもとに、英語教育におけるCALLの現状を概観し、英語および英語以外の言語でのCALLの利用状況、市販の教材と自主制作の教材について報告した。
 英語教育の現場でも、ワープロソフトの活用(作文添削),E-Mailの活用(課題提出,外国の教室との交流)、ホームページの活用や作成、CD-ROM学習ソフトの活用や自主教材プログラムの制作などが各大学で試みられている。英語教育では更にOEDなどのCD-ROM辞書も利用され,音声分析ソフトによる発音指導も行われている。しかし,教師が面白いと思う教材と学習者が面白いと思う教材には実際にはずれが存在することが多い。CALLソフトの問題点としては,安定性(サーバーへの一斉アクセスによるトラブル),安全性(学生の個人情報などのセキュリティー),インターフェースの使いやすさなどが挙げられる。CALLソフト導入のチェックポイントとしては,授業回数分の問題セットが用意されているか,問題セットを自分で更新できるか,OSのアップデートに対応できるかなどの問題があることも分かった。これらの問題点・課題は、ドイツ語教育でCALLを活用する場合の指針にもなるであろう。

3. CALLによるPhonetik授業について(報告:桂修治)

 本報告では、授業実践の報告をまじえながら、CALLを活用したPhonetik授業の可能性を検討した。いわゆるコミュニカティブアプローチによるドイツ語授業に関して、日本人学習者にコミュニケーションへの積極性が乏しいことがしばしば指摘される。その原因は、欧米言語と異なるコミュニケーション様式や、日本の文化に由来する心理的要因に求められることが多い。これらの指摘はもっともであるが、学生の持つ学習上の困難を調査すると、ドイツ語の音声が言語として理解できない、自信を持ってドイツ語の音声が作り出せないという音声学的要因も、ドイツ語でのコミュニケーションへの大きな障害となっていることが分かる。特に初級段階において音声学的な基礎をつくることは、授業の重要な課題である。このような学習目標のためには、LL装置やコンピュータを組みあわせたCALL教室はきわめて有効である。徳島大学でも56ブースのマルチメディア言語演習室が設置されており、報告者はコンピューター教材によるドリルやLL装置による演習を授業の中に取り入れ、ドイツ語の音声学的な学習に活用している。具体的には,Directorを用いて,調音の映像,弁別しにくい音声の聞き取り練習,絵と音声を組み合わせた聞き取り教材を作成し,授業に応用している。この試みは閉鎖型・ドリル的なCALL活用ではあるが、学生は授業へ積極的に参加し,教師も権威的役割からアドバイザー的な役割に変わるなど,ドイツ語授業に好ましい変化をもたらしている。

4. オンライン型マルチメディア教材の可能性(報告:岩崎克己)

 広島大学では、1993年4月にCALL教室(LL・視聴覚機能とコンピュータを利用した学習機能を統合した教室)が設置され、外国語授業で活用されてきた。また本年5月には、Macintosh端末50台とWindowsNT端末20台および海外衛星放送受信ブース10台からなるマルチメディア外国語自習室もオープンし、外国語の自習に利用されている。これらのコンピュータは学内LAN を通じてインターネットに接続している。また一部の端末からは外国語学習用ビデオをデジタル化し自由に呼び出すことのできるビデオ・オン・デマンド(VOD)も可能になった。本報告では、こうした環境を積極的に利用し、インターネット上で動かすことのできるオンライン自作マルチメディア教材とドリル(Director によって作成した場所・方向の前置詞練習,時間の聞き取り,オンライン文法ドリル)およびVOD教材について紹介した。これらは授業外では困難なマルチメディア型の学習を可能にする。特に授業支援という観点から、オンライン教材の自習は自習をサポートする形で授業外に安定した学習の場を保証するものであることを強調した。

5. CALL教育システムの基礎から応用まで(報告:細谷行輝)

 CALL教育システムを構築するにあたって考慮しなければならない重要な課題を,大阪大学での実例(学習評価システム「新世界」など)に即しながら提示した。
1) CALL(コンピュータ支援外国語学習環境)とは:LLに新たにCA(コンピュータ支援)を付加したもの,すなわちCA-LLである。  2) 何のためにCALLを導入するのか:教授法改革の一例に過ぎない。教師には何よりも,現状の教育環境の不備を認識し,教育改革に向けての積極的な意欲が求められる。また,従来の教室の枠に捕らわれず,21世紀の教授法の一端を担う,遠隔教室,遠隔授業を実践する可能性が生じてくる。 3) CALLの操作性・汎用性:CALLを利用する教師に求める技能は,「マウス操作とワープロ操作のみ」として,教師の誰もが参加できる容易なシステムでなければならない。また,各教育機関に装備される端末やサーバなどの相違を吸収するため,汎用性の高いWorld Wide Web(WWW)を活用するシステムとするのが実践的であろう。 4) マルチメディアの活用:外国語の学習には,文字・音・映像を駆使したダイナミックなマルチメディア教材が不可欠であり,その最たるものが,動画,すなわち,ビデオ教材である。 5) 授業支援システム,評価システムの制作:出席管理,成績管理などの自動化を実現するWWW対応授業支援システムが必要である。また,学習者には,CALL教室を介して,各自のペースと能力に応じた学習を可能とするが,試験など,各自の学習内容を評価する汎用的なシステムが不可欠となる。

6. ドイツ語CALLのDaFにおける位置付け b問題点と展望b(報告:境 一三)

 大学でのコンピュータ環境の整備とともに,CALL実践の条件は整いつつある。先進的大学では多くの試みが行われ,CALLの技術的可能性の輪郭は明らかになりつつある。しかし,ドイツ語教育の理念と実際のカリキュラムとの関連で,CALLの役割を議論したものはまだ少ない。技術はあくまで目的に奉仕する道具として価値を持つ。我々のコンテクストで言えば,目指すべきドイツ語教育像がまずあり,CALLはその実現のために機能するものでなくてはならない。どのような目標とメソッドを持った授業にどのようなCALLの技術がどのような形で投入されるべきか,そして機械ではない人間としての教師の果たす役割はいかなるものか。本発表はこのような議論に向けた第一段階として,CALLの問題点と限界を明らかにし,近未来の授業形態を考察した。CALLの歴史は教授法史とコンピュータ史の交点であり,歴史から多くを学ぶべきである(80年代のソフトにはkognitivな要素が含まれている)。ソフト開発は一人の教員では無理であり,既存ソフトの有効活用を図るべきであり,そのためにCD-ROM教材の評価法を確立しなければならない。更に,ソフトに関するノウハウの共有化のために,教員間の共同作業を活発化する必要がある。人間がすべきこととコンピュータがすべきことは截然と区別し,ドイツ語教育の目的,技能の目標値,メソッドを包摂するカリキュラムなどのグラウンドデザインに基づき,コンピュータに何をさせるかを決定すべきである。


平成11年度(前期)の講義の案内

受講生歓迎!


学部の専門講義(総合科学部)

「現代言語理論演習 C」 (3年生5セメスター)

― ドイツ語の文法は実はこんなに面白いんだ! ―


日時: 木曜日3・4時限

教室: 総科J棟304号教室
単位 2単位

授業の目標
人間の言語には簡単には説明しにくいことがらが多いが、掘り下げると、その背後
に思いもかけなかった規則性や認知の仕方が見えてくる。この授業ではドイツ語
素材に、文法的・意味的に興味深い現象を分析したり、異なった言語(日本語、英
語、ドイツ語など)の現象を比較対照することを通して、現代言語学の基礎である
統語論,意味論,語用論の基本的なアプローチと分析方法を身につける。

授業の内容・計画
この演習では例えば,以下のテーマについて先行研究などを紹介し、議論しながら、
他方で受講生は個別のテーマを選んでレポート発表を行う。
1) 文の構造分析・語順等の分析、 2) 動詞の意味タイプ分類、
3) 副詞の意味分類、 4) 話題化について(テーマ・レーマの問題)、
5) 前置詞の意味分類、 6) 冠詞の機能
7) 完了助動詞の交替,8) さまざまな否定表現 ―などなど。
(これはテーマの一例で、第1回目の授業で詳しく紹介する)

成績評価の方法 発表,レポート提出による。 
テキスト・教材・参考書等: テーマごとにプリントを配布します。参考書:ヘンチェル/ヴァイト「現代ドイツ
文法の解説」(同学社)
履修上の注意・受講条件等: 少なくとも1年間以上はドイツ語を学習していることが望ましい。
メッセージ:
演習なので,受講生は自分でレポートします。好きなテーマでドイツ語について面
白い材料を探して下さい(勿論テーマの選択などお手伝いします)。平成10年度の
学生の発表テーマより:zu不定詞の使い方、冠詞の機能、付加語形容詞の配列順序、
ドイツ語の心理表現、文成分の配列―など。



「ドイツ語聴取法演習 I」(外国語特別演習(総合科学部))

― ドイツ語の聞き取りの力を最新のメディアでグレードアップ! ―

日時: 木曜日5・6時限

教室: 総科J棟209号教室(PowerMac G3が45台でリニューアル!)
単位 1単位

授業の目標等:
LLコンピュータ教室を使用して,カセット,ビデオなどの音声映像教材や
CD-ROMなどのコンピュータ教材を利用することによって、ドイツ語の区別
しにくい音声を聞き分ける能力,中級レベル程度の様々のテクストの概要を
聞き取る実践的な能力を養成する(「ドイツ語技能検定試験」2級あるいは
それに近い3級程度の聞き取り能力を具体的な目標とする)。
授業の内容・計画等:
1) 易しい教材,比較的遅いテンポから聞き取り練習を始めて,次第にナチュ
ラルなスピードの教材に移行して,自然な音声を聞き分けられるようにする。
2) カセット・コンピュータ教材によるドイツ語の音声・単語の正確な聞き取
り練習(音声と映像だけを用いて、日本語をできるだけ使用しない)。
3) カセットテープ・ビデオ、コンピュータ教材による中級教材の聞き取り
 (日常的な話題、時事ニュース、映画など)。
4) ドイツ語技能検定試験やDaF検定試験用の聞き取り理解テストの徹底的な
  反復練習。および様々のヴァリエーション練習。
5) 毎回テープによる書き取りの課題を与えて、宿題にする。

テキスト・教材・参考書等: なし(毎回プリント配布)。
履修上の注意・受講条件等:ドイツ語を1年以上学習していること。
メッセージ: 聞き取り能力は毎日の反復が重要です。やればやるほど力はアップすること
は確実です。学習者のレベル別問題なども作りますので、苦手な人もOK。



大学院(社会科学研究科国際社会論専攻)

― 人間の言語の統語論と意味論の関係をシステマティックに探る ―


(前期)講義 「社会言語システム研究IV 」(講義)単位  2

木 曜日 7・8時限

場所: 吉田研究室(総科A324号室)

内容:

生成文法の基礎的知識を導入しながら,対照言語学的な観点にたって,

日本語、英語、ドイツ語などの言語の統語構造の比較を行います。

疑問詞移動、かきまぜ移動、受動文、非対格動詞や複合動詞などの問題を扱う予定です。


(後期)演習

「社会言語システム研究IV 」(演習)

場所: 研究室(総科A棟304号室)

内容:
統語論と意味論の関連の問題をテーマとします。生成文法における論理形式

(数量詞・演算子の解釈等)や形式意味論における指示(束縛)の分析、

語彙概念意味論の分析を通じて,自然言語における文法と意味の間の関係を
考察します。



ドイツ語教科書「ドイツ語でジャンプ」

(吉田光演,岩崎克己著,白水社)

のオンラインヴァージョンを作っています。

解説つきでドイツ語をはじめて習う学習者にも

ていねいです(自画自賛)。

オンライン「ドイツ語でジャンプ」を読む。



Methodisch-didaktisches Seminar 1999

ドイツ語教授法ゼミナールのご案内

(Goethe Institut Kansai & Hiroshima Universitaet)

Kommunikativer Unterricht mit neuen Medien
(1999年1月22日(金)―1月24日(日))

場所:広島大学総合科学部・談話室(事務棟2F・経理係の横)
Ort: Hiroshima Universit閣, Sogokagakubu, Danwa-shitsu

連絡先:総合科学部 吉田光演 (A324, 内線6452)
mituyos@ipc.hiroshima-u.ac.jp



テーマは、ビデオや絵を利用した教授法、コンピュータを利用した教授法の具体的な方法についてです。ドイツ語で討論します。ふるって参加ください。



98年秋季ドイツ語技能検定試験

一次試験結果出る!

(出願者総数 9923名)

1級と2級は、二次試験もあります(3級・4級は二次試験がないので、下記の点数を満たしていれば、合格となります)。

いかがでしたか??合格した人は来年次の級に、不合格の人も来年こそ合格めざしてチャレンジしましょう。

出願者(人)

合格率

合格最低点

平均点

1級

283

12.5%

62.5

48.16

2級

2090

29.89%

72.2

64.09

3級

3291

53.14%

70.2

69.44

4級

4273

61.45%

60.3

66.28




ドイツ語教授法ゼミナールが広島大学で行われます

Methodisch-didaktisches Seminar 1999

Thema: "Kommunikativer Unterricht mit neuen Methoden"

主催:関西ドイツ文化センター & 広島大学総合科学部ドイツ語教官有志

Zeit: 22. Januar -- 25. Januar. 1999

Ort: Universitaet Hiroshima (広島大学総合科学部)

Teilnahmegebuehr: ¥20,000(宿泊費&朝食 ※宿泊されない方は無料)

Zielgruppe: Juengere (auch aeltere!) DeutschlehrerInnen + graduierte Germanistik-StudentInnen(ドイツ語教師+ドイツ語専攻の大学院生

Anmeldefrist: Dienstag 15. 12. 1998

連絡先:

〒606-8305 京都市左京区吉田河原町19-3 関西ドイツ文化センター Seminar係

あるいは

〒739-0046 東広島市鏡山 1-7-1 広島大学総合科学部 吉田光演

(0824-24-6452)


Die Deutschabteilungen an der Universitaet Hiroshima und das Goethe-Institut Kansai laden Sie sehr herzlich zu unserem Fortbildungsseminar fuer zukuenftige oder bereits unterrichtende Deutschlehrer ein.

Organisatoren sind A.o. Prof. Mitsunobu Yoshida/ Uni Hiroshima und Michael Mueller-Verweyen/ Goethe-Institut Kansai/Kyoto.


 第1回全国ドイツ語スピーチコンテストが12月12日に

浜離宮朝日小ホール(朝日新聞社東京本社新館2階)で行われます。

(財団法人日独協会主催)

 ドイツ語に自信のある方は参加してみては??

1位はゲーテインスティトゥートによるドイツでのドイツ語研修(ルフトハンザ・航空券つき)!

2位は5万円の図書券, 3位は3万円の図書券

決勝大会出場者全員に記念品贈呈ということです



 独文学会シンポジウム「言語類型論とゲルマン語学」成功!

台風が近づいていたため,参加者の出足は鈍かったのですが,後半から増え,最終的には80数名の参加がありました。ドイツ語学,英語学,言語学など異分野の研究者による異色のシンポジウムでしたが,活発な質疑応答を行いました。



6年間,総合科学部で教鞭をとられ,CALL教育でも中心的な役割を果たしてきた澤田肇教官(フランス語)と山崎直樹教官(中国語)が10月1日をもって,他大学に転出されました。

 澤田氏は上智大学へ,山崎氏は大阪外国語大学へ。

広島大学の CALL教育にとっては大打撃でしたが(展望がたたない。。。),両氏の今後の活躍を期待しています。



柴谷方良氏の講演会(9月25日)

「機能類型論の最近の動向」

が広島大学教育学部で開催されました。

*************************************

講師
柴谷方良教授
(神戸大学文学部・日本言語学会会長)

講演題目
「機能類型論の最近の動向」

日時 平成10年9月25日(金)午後4時より

会場 広島大学教育学部C203教室


問い合わせ先: 広島大学教育学部日本語教育学科
事務室(0824-24-6880)
図書室(0824-24-6879)
酒井研究室(0824-24-6873)

www: http://www.ipc.hiroshima-u.ac.jp/~nihongo/




 9月16・17日の社会科学研究科・国際社会論専攻の前期(修士課程)の入試は無事終了しました。

2月には,博士課程後期と前期の試験があります)。
ドイツ語学・言語学も学べますので,興味のある方は受験してみませんか。


  セミナー

「インターネット仮想大学TIESの実践」

に参加しました。

(講師 帝塚山大学経営情報学部助教授 日置慎治氏)

 広島大学・情報教育研究センター/ 総合情報処理センターの主催で,9月10日(10時30分ー12時)に,総合情報処理センターで,上記の研究会が開かれました。
  

 帝塚山大学では、全国に先駆けて、「TIES(Tezukayama Internet Educational Service 帝塚山インターネット教育サービス)学園」というサービスを始めています。この計画の当初からかかわってこられた日置先生が講演され,そこで,その成立の経緯、仮想大学「TIES学園」の構成、教材作成支援ソフト、これまでの反響などについて興味深い話を聞きました。仮想大学TIESの URL は,http://ties.tezukayama-u.ac.jp/ties/top.htm です。

 興味のある方は覗いてみてはいかが?

(な,なんと,この仮想大学の受講料は無料だそうです!ふとっ腹!)


 インターネットをよく知らない教師でも,簡単に教材作成ツールを用いて,動的なホームページによる講座を開設できること,重要なのは,誰にでも親しめる面白い教材=コンテンツ作りである,など非常に説得的な内容でした。

 ただ,内容が Microsoft Office 97 (Word, Excel, PowerPoint)に依存していて,これがないとちゃんと見れないというのは残念です(日置先生も「マイクロソフトに依存するのはあぶない」と言っておられましたが。。。)

 私も Office は使っていますが,インターネットは マシン,OS の相違などを乗り越えたグローバリズムに徹するべきです。

 色々な大学で,面白い試みがなされているようです。

 負けてはいられませんねえ(TIESではまだ外国語の講座はあまり充実していないようです。ホッ。。。)


独検秋季試験の申し込み受付中!

今年の独検(ドイツ語技能検定試験)は,11月23日に行われますが,

願書受付は9月1日から10月9日までです。

 (生協でも受けつけてくれますが,10月8日までです)

 広島会場は 広島大学総合科学部(東講義棟 K棟)です!

大学1年生レベルでも,4級は十分合格ラインですので,どしどし受けましょう!

2年生なら,3級か2級にチャレンジしましょう!(2級はちと難しいかな?)

 独検の問題・聞き取りテープは,外国語自習質(J101)においてありますので,聞き取り練習もできます。



ドイツ語学,英語学,言語学など異分野の研究者による異色のシンポジウムです。

乞うご期待!


8/28-8/31 Linguisten Seminar (日本独文学会主催)に参加!

8月28日から8月31日までの4日間,ドイツ語学ゼミナール(Linguisten Seminar)が京都・関西セミナーハウスで行われました。ゲストは語用論やダイクシス分析で有名なドイツ・ミュンヘン大学(DaF: Deutsch als Fremdsprache) の Konrad Ehlich教授でした

 "Funktionale Pragmatik"(機能的語用論)の立場から,言語学の対象を社会的な相互行為における言語行為全体に広げなければならないという主張を行い,ダイクシス(「ここ」,「いま」,「私」にあたる表現)や,間投詞,文の構成要素の分析に至るまで,ダイナミックな見方を熱心に展開されました。

 この理論の行方はともかく,Ehlich氏の誠実で優しい人柄に,参加者(30数名)一同感激し,楽しい4日間を過ごしました(ドイツ語漬けで少し疲れましたが)。

 大学院生(修士&博士)も数名参加していました。 ドイツ語を対象にした言語学に興味をもっている院生の方々は来年はぜひ参加しましょう!(来年のゲストは Passau大学の Felix教授(言語習得,言語理論,対照言語学などの専門)の予定です)



この8月10日に,家族で岡山県の蒜山高原に遊びに行って来ました。

娘と乗馬を楽しむ吉田氏の雄姿?

空気がおいしく,山もきれい,白樺林もあって,

まるで軽井沢のようでした。。

ついでにその次の日は,鳥取県の皆生温泉に泊まり,

境港まで足をのばして,水木しげるロードを散策しました。

 感激する吉田氏

町おこしのヒット作です。観光客もいっぱい

あなたの町もアイデアで人を集めましょう!

妖怪に会える町・境港市のホームページ



7月20-25日 夏季ドイツ語教育研修会に参加!

文部省とゲーテ・インスティトゥートの共催で毎年開催されている

ドイツ語教育研修会に参加しました。今年のテーマはマルチメディアを

利用したドイツ語教育で,講師の皆さん,参加者の皆さんとても

熱心で,熱気に満ちた6日間を過ごしました。

右から2人目は関西ドイツ文化センターのミュラー・フェアヴァイエン氏

左で思わせぶりな背中を見せているのは講師の中川氏である

あの"Lernziel Deutsch"の作者の

Wolfgang Hieber氏も講師として参加

自作されたWWWサイトの学習教材

Kaleidoskop の面白さを熱弁!

Kaleidoskopのページへ


7月11日福山を歩く

大学院生の三宅さんの実家の福山に行きました。

鞆の浦は雨でしたが,福禅寺の対潮楼から眺める

海の景色は素晴らしい眺めでした。

江戸時代の朝鮮通信使も絶賛した風景


それから,福山のリーデンビールのレストランに行き,

地ビールのリーデンビールを三宅さんの家族と味わいました。

ピルスナーやヴァイツェンもあり,なかなかおいしい。

食事もおいしく,雰囲気もとてもすてきです

(場所が分かりにくいのが難点)

ビール醸造の過程の見学もできます。一見の価値あり!

福山市のホームページ


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