近年、慢性腎臓病(CKD)患者は増加の一途をたどっており、現在わが国では約2000万人程度と推測されています。その上、今後さらにCKD患者が増加することが予測されています。そのため、腎臓内科のニーズは今後さらに高まっていくことが予想されます。
腎臓内科は、その専門性の高さから他科から相談を受けることも多い一方で、蛋白尿・血尿の診断に始まり、腎臓病の治療、さらには透析導入と導入後の管理など、腎臓病の初期から終末期まで一貫して行うことが出来るのが大きな特徴です。また、腎疾患は他臓器の合併症も多く、腎臓内科は腎臓のみならず全身を診ることができる内科です。つまり、専門性が高い上に、総合内科的な要素も多分に含んでおり、そのことが腎臓内科の醍醐味でもあります。
腎臓内科グループは、原発性糸球体・尿細管間質性疾患、高血圧、糖尿病、膠原病、血液疾患などに伴う全身性腎疾患、急性腎不全、慢性腎不全など、あらゆる腎臓病に対し幅広く診療に当たっており、こうした疾患の診断・治療に加えて、透析などの各種血液浄化療法などを行える知識と技術をもった専門医の育成に努めています。
研究面でも、各関連施設に優れた指導医をおいて、積極的に学会発表や論文作成ができる環境を整えています。通常は卒後5年前後で大学に帰局し、最初の1、2年は入院主治医として患者を受け持ち、より高度な腎臓・透析領域の研修を行っています。その後、ほとんどは大学院に進み、基礎研究および臨床研究に従事しながら、博士号を取得しています。また、希望者には海外留学の道も開かれております。
さらに、一般内科の研修も大切にしており、総合的な力を身につけるような研修プログラムを組んでおります。また、総合内科専門医、腎臓専門医、透析専門医などの各種資格取得も可能な研修プログラムとなっております。
腎臓内科後期研修について
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