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臨床実習を通じて現場で活きる技術を

学部生の方へ

医学部6年生

呼吸器内科

【はじめに】

呼吸器系は、人体で最も外界空気と接し、生命維持に重要な代謝臓器でもあるため、呼吸器感染症、気道疾患、腫瘍性疾患、循環障害などの多彩な疾患が複数存在する分野です。これらの多くは、疾患頻度の高いコモンディジーズであり、呼吸器疾患に対する幅広い知識が臨床医には求められています。また、呼吸器疾患は軽症例から重症例、急性期から慢性期まで多岐にわたり、入院症例のみならず、外来症例も含めて、呼吸器内科の臨床実習は、多くの臨床症例を経験する必要があります。
2週間の限られた期間で行われる呼吸器内科のアドバンスコースは、モデル・コア・カリキュラムに準拠したプログラムで、クリニカル・クラークシップ(診療参加型臨床実習)を導入し、効率よく実習を行うことを目指します。クリニカル・クラークシップ(診療参加型臨床実習)の目的は、「学生が実際の診療チームに参加し、その一員として診療業務を担当することによって、医師としての職業的な知識・思考法・技能・態度の基本的な内容を学ぶこと」です。指導医、病棟担当医、研修医、学生からなる屋根瓦式の医療チームの中で自らの役割を理解し、チームの一員として働くことができるようことを目標にして下さい。また、小講義、画像セミナーなどを担当し、下級生に対する指導を行うことによって自らも学習するようにして下さい。

【実習目標】
一般目標
1.
受持ち患者の情報を収集し、診断して治療計画を立てることができる。
2.
受持ち患者の基本的な身体診察ができる。
3.
基本的臨床手技を学ぶ。
4.
基本的内科疾患を受け持ち、病態、症候、診断、治療と予後を学ぶ。
到達目標
1.
問題志向型システム・科学的根拠にもとづいた医療を実践することができる。
2.
診療記録とプレゼンテーションを正確に行うことができる。
3.
全身状態とバイタルサインの評価を正確に行うことができる。
4.
胸部の診察を正確に行うことができる。
5.
頭頸部の診察ができる。
6.
腹部の診察ができる。
7.
指導医、病棟担当医、研修医、学生からなる屋根瓦式の医療チームの中で自らの役割を理解し、チームの一員として働くことができる。
8.
下級生や同級生に教えることにより、自らも効率よく学習することができる。
【実習内容】
実習形態
1.
個々の学生の希望に応じて、病棟実習・外来実習・院外実習を行います。
2.
個々の学生の態度・技能・知識の到達度、希望に応じて対応します。
受け持ち症例
1.
呼吸器内科で重要な5つの疾患(肺癌、肺炎、気管支喘息、COPD、間質性肺炎)を受け持つようにします。
2.
学内実習での不足分は、院外実習ならびに小講義で補うようにします。
病棟実習
1.
個々の学生が診療チームの一員として患者の診療に参加し、指導医の指導・監視の下に診察、治療計画の策定、診療記録の記載、医療スタッフへの情報伝達、カンファレンスでの症例プレゼンテーションなどを行います。
2.
個々の学生の態度・技能・知識の到達度と合わせてチーム内での役割を与え、能力が向上すればより進んだ役割へと移行します。
3.
研修医セミナーなどの受け持ち症例と関連づけたミニレクチャーも積極的に活用するようにして下さい。
4.
小講義、画像セミナーを担当し、下級生に対する指導を行うことによって自らも学習するようにして下さい。
外来実習
1.
1)発症頻度の高い疾患の診察を、指導医の指導・監視の下に行います。
学外臨床実習
1.
大学病院の患者のみでは主要な症候が網羅できない可能性があるので、学外の施設と協力して臨床実習を行います。
2.
指導医の監視の下に、初診患者に対して問診を聴取した後に、指導医の診察を見学し、適切な問診が聴取出来ていたかを確認します。
3.
実習等協力機関に所属する臨床教授ならびに臨床准教授から実地医療の指導を受け、その医療機関の見学も行います。
小講義の担当

ランチョンセミナー(気管支喘息、COPD、肺癌、肺炎、気管支鏡検査)、画像セミナーなどを担当し、下級生や同級生に教えることにより、自らも効率よく学習するようにして下さい。

【実習の概要】

月曜日は8:30に外来棟2階会議室に白衣、聴診器持参で集合して下さい。

1週目
 
午前
8:30-12:00
症例検討会
病棟回診
オリエン
テーション
外来実習
(病棟実習)
病棟実習
(院外実習)
気管支鏡小講義
気管支鏡検査
外来実習

12:15-13:15
医学原論1 研修医と昼食   喘息小講義  
午後
13:30-17:00
病棟実習 病棟実習
(院外実習)
呼吸器
カンファレンス
病棟実習
画像セミナー
病棟実習
呼吸器
カンファレンス2
病棟実習
夕方
(希望者のみ)
17:00
研修医セミナー
合同症例検討会
(呼吸器外科・病理と合同)
  研修医セミナー
合同症例検討会
(臨床腫瘍科と合同)
  研修医セミナー
2週目
 
午前
8:30-12:00
症例検討会
病棟回診
外来実習
(院外実習)
院外実習 気管支鏡検査 外来実習

12:15-13:15
      肺癌小講義 医学原論2
午後
13:30-17:00
病棟実習
(院外実習)
病棟実習
(院外実習)
呼吸器
カンファレンス1
病棟実習
画像セミナー
病棟実習
呼吸器
カンファレンス2
病棟実習
実習の総括
夕方
(希望者のみ)
17:00
研修医セミナー
合同症例検討会
(呼吸器外科・病理と合同)
  研修医セミナー
合同症例検討会
(臨床腫瘍科と合同)
   

内分泌・糖尿病内科

【はじめに】

当診療科では下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、膵、性腺などを対象とする内分泌疾患と糖尿病を主体とする代謝疾患の診療を行なっています。内分泌疾患は各臓器から産生されるホルモンの欠乏症や過剰症によって種々の全身症状や合併症を引き起こします。その診断確定に至るまでには理論的な思考過程と豊富な経験を必要とします。また糖尿病は日本国民の中で820万人存在する代表的な生活習慣病であり、その臨床像は実に多彩で合併症も様々であり、その診療を通じて内科全般にわたる診断・治療能力が要求されます。

【実習目標】

詳細は呼吸器内科の項目を参照してください。

【実習内容】

詳細は呼吸器内科の項目を参照してください。

受け持ち症例
1.
内分泌・糖尿病内科で重要な疾患(糖尿病、脂質異常症、甲状腺疾患、副腎疾患)を受け持つようにします。
【実習の概要】

月曜日は8:30に外来棟2階会議室に白衣、聴診器持参で集合して下さい。

1週目
 
午前
8:30-12:00
症例検討会
病棟回診
オリエン
テーション
外来実習 外来実習 副腎静脈
サンプリング
外来実習

12:15-13:15
医学原論1        
午後
13:30-17:00
病棟実習
レクチャー(糖尿病)
病棟実習 広島赤十字
・原爆病院
頸動脈エコー 江草玄士
クリニック
夕方
(希望者のみ)
18:00
研修医セミナー       研修医セミナー
2週目
 
午前
8:30-12:00
症例検討会
病棟回診
レクチャー(甲状腺)
ライフケアクリニック 外来実習 外来実習 外来実習

12:15-13:15
        医学原論2
午後
13:30-17:00
病棟実習 病棟実習 病棟回診・
カンファレンス
頸動脈エコー レクチャー
(脂質異常症)
研修の総括
夕方
(希望者のみ)
18:00
研修医セミナー      

腎臓内科

【はじめに】

腎臓内科は、原発性糸球体腎炎やそれに伴うネフローゼ症候群のみならず、高血圧、糖尿病、膠原病、血管炎、血液疾患など多岐にわたる全身疾患に伴う腎障害も担当しています。また、緊急を要する疾患としては急性腎不全、急速進行性糸球体腎炎、慢性腎不全の急性増悪などがあります。さらに、血液透析・腹膜透析など血液浄化療法の管理を専門的に扱っています。臨床症例を通じて、腎臓病の診断・治療、腎不全患者の管理、血液浄化療法の管理などを中心に実習することが可能です。

【実習目標】

詳細は呼吸器内科の項目を参照してください。

【実習内容】

詳細は呼吸器内科の項目を参照してください。

受け持ち症例
1.
腎臓内科で重要な3つの疾患(急性腎不全、保存期慢性腎不全、ネフローゼ症候群)を受け持つようにします。
【実習の概要】

月曜日は8:30に外来棟2階会議室に白衣、聴診器持参で集合して下さい。

1、2週目
 
午前
8:30-12:00

症例検討会

腎臓内科カンファレンス・教授回診

外来実習 腎生検見学 外来実習 外来実習

12:00-13:00
  研修医と昼食      
午後
13:00-17:00
病棟実習 病棟実習 病棟実習 病棟実習 病棟実習
夕方
18:00-
  腎生検カンファレンス      


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