木下和の「江波山桜」と北別府投手

 

小中高大の同級生の画家・木下和(2023.4.28永眠)と、元広島カープの投手・北別府学(2023.6.16永眠)とが、木下和の力作「江波山桜」(広島日赤病院に掲示)をきっかけに深い縁で結ばれていたことを、木下和のご長女様から聞きました。

3年前、闘病中(2020.1.21入院)の北別府は、2020310日、自身のブログに「1人花見」と題して、今年は花見ができないので、病院(広島日赤病院)に掲示してある桜の絵(木下和画「江波山桜」)を見て花見気分(に浸る)、と書いてあることを知った木下和が、知人を通じて北別府に「江波山桜」の小品を贈呈したのだそうです。

北別府夫人が江波(広島市中区)の木下和の自宅までお礼に来られたそうです。

2020.3.10の北別府ブログ「1人花見」

https://ameblo.jp/manabu-kitabeppu/entry-12581162086.html...

北別府が木下和の絵を眺めている様子の大きな写真が4枚掲載されています。

木下和からの絵を受け取った北別府は、「感動の贈り物」と題して、2020.10.19のブログに書いています。

2020.10.19の北別府ブログ「感動の贈り物」

https://ameblo.jp/manabu-kitabeppu/entry-12632561475.html

そして今年(2023年)の4月1日に、北別府夫人がブログに下のような投稿をされました。

2023.4.1の北別府ブログ「我が家の花見」

https://ameblo.jp/manabu-kitabeppu/entry-12796363253.html

一方、北別府が亡くなった616日に、NHKが「訃報」として報じた際、北別府学のブログを夫人が更新し続けていたことを、いくつかの投稿記事を紹介しながら、報じました。

2023.6.16NHK「北別府学さん死去 妻が闘病の様子 ブログで更新し続ける」

https://www3.nhk.or.jp/.../20230616/k10014101881000.html...

この放送をきっかけに、2023.4.1の北別府夫人の投稿「我が家の花見」が広く知られることになり、木下夫人とご長女様も知ることになられました。

木下和の永眠は2023.4.28、木下和永眠の1ヶ月近く前に投稿された、北別府夫人の2023.4.1のブログ「我が家の花見」を、木下和は見ていないそうです。

木下夫人やお嬢さんは、「読ませてあげたかった」と残念がっておられます。