授業レポート

 

学生による授業レポート

大学の授業ってどんなことをやっているの?学生の皆さんにレポートしてもらいました。
担当教員 倉地曉美

jigyo_kurachi

「異文化とは何か」と問われた時、あなたなら何と答えますか?単に「自文化と異なる文化」というだけではありません。この授業では、「異文化」というキーワードを中心に「エスニック・アイデンティティ」「比較文化」「ステレオタイプ」など、異文化と人間の心に焦点を当て、「文化の相互理解」の意味と可能性についてグループディスカッションを通し自分たちなりの答えを模索していきます。「異文化」とは決して堅苦しいものではなく、常に私たちの身近に潜んでいることに気付かされますよ。

(4年生 H.Y.)

担当教員 渡部倫子

jigyo_watanabe

日本語教師として必要なこととは何でしょうか。日本語の知識は勿論のことですが、この授業ではまず、日本語教育の現状に目を向けそれを紐解いていきます。物心がつき始めた頃から母語が第一言語である環境に身を置いて生活してきた人たちが私たちの中の大半であると思いますが、そうでない環境での生活では、どのような問題が生じ、どのような必要性が出てくるのでしょうか。この授業では先生が提示する日本語教育に関する課題を、グループで考え、まとめ、発表するといった順序で毎授業進行していきます。グループで話し合うことにより自分の意見を相手に投げかけることができると同時に今まで自分では気付くことのできなかった点に気付くことができ、自己の日本語教育に対する見解を深めることもできます。それだけでなく、グループワークでは論文をまとめたりエクセルを用いてデータを処理したりする機会もあるため、今後の研究・授業に役立つ技能を獲得することもできます。

(2年生 K.I.)

担当教員 畑佐由紀子

jigyo_hatasa

 この授業はその名の通り,第二言語習得研究の視点から,日本語の習得とその効果的な指導方法を理論的,実践的に学ぶことができます。ボランティアクラスや非常勤として在学中に実際に日本語を教える学生にとっては,授業活動をさらに充実させることができますし,そうでない学生にとっても,第二言語習得研究とはどんなものなのか,分かりやすく,且つ楽しく学ぶことができる,とても魅力的な授業です。授業は講義,ペア,グループなど,さまざまな形態でなされるので,とても活動的に授業に臨むことができます。

(既卒 K.Y.)

担当教員 永田良太

jigyo_nagata

あなたが目上の方と話すとき、きっと敬語を使うでしょう。時には使う敬語が正しいかを確認しながら…。そこには、相手や状況によって敬語の種類を使い分けるという、日本語のルールが存在するからです。では、友達との普段のおしゃべりで、そんな日本語のルールを考えたことはありますか?普段意識することはなくても、何気ない会話の中にも、日本語のルールが存在します。社会言語学では、私たちが日常話している日本語について分析し、そこに存在するルールを明らかにします。学ぶための教材は、教科書ではなく、自分たちの話す日本語です。身近なテーマと和気あいあいとした雰囲気で、社会言語学の魅力を感じられるはずです。

(4年生 S.Y.)

担当教員 金愛蘭

jigyo_kim

留学生に「さわる」と「ふれる」の違いを尋ねられたらどう答えますか?感覚的に使い分けることができても、とっさに言葉で説明するのは難しいのではないでしょうか。この授業では、言葉の意味分析を通して「意味」とは何かを考えます。ディスカッションが中心となっているので、他の学生の発言からヒントを得たり、新たな視点を発見したりすることもあります。普段気にせず使っている言葉ほど、納得できる説明ができたときの感動も大きいです。皆さんも「ことば屋さん」になってみませんか?

(4年生 N.T.)

担当教員 中村 春作

jigyo_nakamura

「日本語を教える」ということは同時に「日本文化を教える」ということにもつながります。この授業では日本文化が形成されてきた過程を日本の外にも目を向け、東アジアのなかでの文化交流から考えていきます。みなさんが学校で受けてきた国語としての日本語や、日本文化の認識が実は日本文化形成のある一面を見てきたにすぎない、もしくは見せられてきたということに気づくはずです。自らの認識を打ち破り、これまでとは違う日本文化の世界をのぞいてみませんか。

(4年生 M.U.)

担当教員 白川博之

jigyo_shirakawa

「夕飯まで宿題をやります」と「夕飯までに宿題をやります」の違いは?「私の背は高い」と「私は背が高い」は何か違いがあるの?日本語文法演習は、「外国人に教える」という目線で普段無意識に使っている言葉について調べ、議論する授業です。今まで学んだことを元に論文を読み、教授の監督の下、留学生や大学院生の先輩方とも議論します。この授業で深めた疑問点を元に卒業論文を書く学生も多く、「研究の第一歩」としてとても歯応えのある授業となっています。

(4年生 E.T.)

担当教員 仁科陽江

jigyo_nishina

 仁科先生は言語学の先生です。「言語学」と聞くと、「難しそう」とか「専門的で堅苦しい」というイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし仁科先生の授業では、身近なところから例をあげて考えていくので、言語学をより身近でより密接なものとして捉えることができます。私が受講した『言語の比較と対照研究』の授業では、タイ人の学生とお互いの言語について英語で発表し、ディスカッションしました。タイ語と日本語は別の言語ですが、同じような言語的規則や考え方も多く見られ、興味深かったです。また、タイ人と日本人を対象に、日本語について英語で紹介するというのは初めてで、かなり難しかったですが、非常に貴重な経験になったと思います。

(3年生 M.D.)

担当教員 西原大輔

jigyo_nishihara

草野心平の「冬眠」という詩を知っていますか。本文は「●」、たったこれだけ。作者は何を伝えたかったのでしょう?いったい何が冬眠しているのでしょう?この授業では明治・大正・昭和の名詩を扱います。先生が鑑賞に必要な情報やこれまでの研究をわかりやすく説明してくださる、入門的授業です。国語の教科書に載っているものを含め、数多くの詩を扱うので、かつて感動した詩、もっと読みたいと思える詩にいくつも出会えると思います。詩の鑑賞はとっつきにくい…と感じている人にこそ受けてほしい授業です!詩人の生涯に迫り、作品を深く読み味わうことは、教養を深め、私達の人生を豊かにしてくれるはずです。担当してくださる西原大輔先生は詩人でもあり、現在詩集を5冊出版していらっしゃいます。詩への愛に溢れたお話は必聴です!!

(4年生 M.W.)

担当教員 西村大志

jigyo_nishimura

「集団」「キャラクター」「伝統の創造」「恋愛と性」「臓器移植」「自由と孤独」「犯罪」…。この授業で扱うテーマは、私たちの社会でみられる様々な事象、問題、考え方です。マンガや小説で理解を深めたり、他の学生と意見を交わす時間もあり、普段考えもしなかったようなことの本質に近づける瞬間が多々あります。解説を聴き「覚える」だけでなく、頭を使いたくさん「考える」授業を通し、日常にある社会問題、文化問題の中に新たな発見をしてみませんか。

(4年生 M.Y.)

担当教員 柳澤浩哉

jigyo_yanagisawa

さまざまな時代・ジャンルの映画を鑑賞しながら分析を行う授業です。私たちが何気なく観ていた映画の1シーン、実はそこに重要な意味が隠されていることにあなたは気づいていますか?製作者は一つの場面や瞬間にも全力を注ぎ、様々な映像・言語表現の工夫をしています。これまで意識していなかった構図の意図やセリフの真意などに気付くと、映画の見え方も変わってくるかもしれません。これまでとは違う映画の醍醐味、隠された秘密、あなたも見つけてみませんか?

(4年生 R.K.)