新着情報
|
|
|
本センターの科学研究費による共同研究プロジェクトについて
2011年度から科学研究費(基盤研究A)「現代インドにおけるメガ・リージョンの形成・発展と経済社会変動に関する研究」(研究代表者・本プロジェクトセンター長・岡橋秀典)が新たに採択され、2014年度までの4年計画の事業として、共同研究プロジェクトを開始しました。研究分担者10名、連携研究者2名による研究で、本プロジェクトセンターの主たる事業となる。なお研究目的は下記の通り。今後の研究の進行状況は、適宜このサイトで報告したい。
本研究では、現代インドの経済発展を促進し、その一方で地域格差問題をもたらしている空間構造の特質を、大都市を越えた広域集積地域としてのメガ・リージョンに焦点を当てて考察する。主たる課題は、インドのメガ・リージョンは、@どのように形成され、存在しているのか、Aどのような内部構造をもち、地域の経済社会変動(発展)とどのように関係しているか、B国レベルの経済発展においてどのような役割を果たしているか、Cグローバルな変動とどのように結びついているか、である。このような認識に立ち、具体的に以下の検討を行う。@インドにおけるメガ・リージョンの存在形態を夜の光量データや統計資料を用いて把握したうえで、Aメガ・リージョンの内部構造を産業集積(工業、IT産業、大規模小売業)、都市空間(住宅・オフィス開発、郊外農村の都市化、地域ガバナンス)、イノベーション創出(人材供給、研究開発)の3点から検討し、地域の経済社会変動(発展)やナショナル、グローバルな変動と関連づける。Bメガ・リージョンの地域的波及構造を明らかにするために、後背地空間をとりあげ、商業的農業、観光開発、流通システムなどから考察する。主たる調査地域は、「デリー=ラホール」地域である。この地域は、首都デリーの大都市圏から、ハリヤーナー州、パンジャーブ州を経てパキスタンのラホールに至る地域である。以上の検討により、現代インドの経済発展の空間的基盤とその問題点が解明されると考える。
なお、並行して、本センター研究員の友澤和夫氏を研究代表者とする科学研究費(基盤研究B)「インド成長産業のダイナミズムと空間構造」の共同研究プロジェクトも本年度より開始された。上記プロジェクトと同じく2014年度までの計画として実施予定。
(2011年8月9日)
現代インド地域研究の刊行物発行について
現代インド研究センターより、『広島大学現代インド研究-空間と社会』第1号が発行されました。この冊子をご希望の方は、広島大学現代インド研究センターまで御連絡下さい。
[目次]
<論説>
・台頭する2000年代のインド自動車工業とその空間構造
友澤和夫 1-17
・Effect of Climate Variables on Yield of Major Food-crops in Nepal-A Time-series Analysis -
Joshi, Niraj Prakash・Maharjan, Keshav Lall・Piya Luni 19-26
・インドの山岳州における工業化と低開発問題 -ウッタラカンド州の事例から-
岡橋秀典・田中健作・ティワリ,P.C. 27-36
・Typology of Informal Settlements and Distribution of Slums in the NCT, Delhi
M. Ishtiyaq・Sunil Kumar 37-46
<研究ノート>
・インドにおけるテキスタイルパークの開発と立地特性
宇根義己 47-58
<フォーラム>
・第1次フードレジームと英領インドの農産物貿易- 山口大学東亜経済研究所所蔵資料による検討-
荒木一視 59-78
(2011年3月28日)
現代インド地域研究の拠点形成事業について
広島大学は、この度、人間文化研究機構地域研究推進事業による現代インド地域研究の拠点(全国6拠点の一つ)に選ばれました。2010年度から5年間にわたり、研究を実施します。これに合わせて新たに、広島大学現代インド研究センターが設立されました。活動の詳しい内容は、下記サイトをご覧下さい。
なお、当面の間、現代南アジア地域システム・プロジェクト研究センターは、現代インド研究センターと連携しながら活動を続けます。
センター長 岡橋秀典
|
|
|
|
|
|
|
最終更新日 2012/3/22
連絡先
岡橋 秀典 (広島大学大学院文学研究科地表圏システム学講座・教授)
Prof. OKAHASHI Hidenori (Department of Geography, Hiroshima University)
Tel. 082-424-6655/Fax 082-424-0320/ E-mail 