広島大学で東洋史を学びたい方へ

《広島大学大学院文学研究科歴史文化学講座東洋史学分野

 大学院での東洋史研究を志すみなさんへ、東洋史学研究室スタッフから一言ずつご挨拶申し上げます。

☆中国史

教授・曽田三郎から

 1980年代から今日まで、東洋史学研究室出身の研究者グループは近現代中国について独自の歴史像を描き出し、学界に定着させてきました。この基礎の上に立って、これからの大学院生に期待したいことは、視野の広い歴史研究です。他分野の大学院生との交流・議論も糧としつつ、新しい歴史学を開拓しましょう。」

准教授・岡 元司から

 「伝統中国研究の国際的潮流として、近年、社会史研究の重要性が増しています。とくに、士大夫、民衆、女性、教育、儀礼、習俗、文化交流、人的結合、地域社会、地域開発、エコロジーなどについては、新たな視角での研究が目白押しとなっています。いきいきとした中国の人々の息吹が感じられるような伝統中国社会のあり方を、ともに研究していきましょう。」

☆東南アジア史

教授・植村泰夫から

 「近年のインドネシア近代史研究の大きな特徴の1つは、植民地期にオランダが残した膨大な植民地文書・文献の利用が進んでいることです。このことによって、対象を特定の地域に絞った研究、地域間の関係史など、新しいテーマの研究も行われるようになってきています。こうした世界的な研究動向をふまえて、私たちの研究室ではこれまで可能な限り、基本的な文献と植民地文書の蒐集に努めてきました。この結果、インドネシア史研究を進める上で、日本国内ではもっとも優れた研究環境を創り上げつつあると自負しています。広大東洋史で、ここにしか所蔵されていない文書を読む演習に参加して、インドネシア史研究をさらに続けてみませんか。」

准教授・八尾隆生から

 「植民地化以前のヴェトナムは、公用語として漢文を使用していたために、中国を中心とする東アジア文化圏に属するといわれることもあります。しかし、その政治制度や社会の実態を見てゆくと、それとは少し違う側面も多々見ることができます。今まで利用できなかった地方の文書を用いて、この複雑なヴェトナムの文化を研究してみませんか。」

 

 博士課程前期の入試は、毎年、9月・2月の2度おこなわれています。
 詳しくは、文学研究科ウェブサイトの学生募集要項をご覧ください。

 



東洋史研究室のホームページへ戻る