Noriaki Shimizu, Teru Kanda, and Geoffrey M. Wahl. (1996)
"Selective capture of acentric fragments by micronuclei provides a rapid method for purifying extrachromosomally amplified DNA."

Nature genetics
(IF = 26.494), 12 65-71. PubMed
(概要)我々が見いだしたような増幅遺伝子の排出は、増幅した遺伝子が局在する染色体外遺伝因子であるDouble Minutes (DM)が、細胞質に生じる微小核の中に極めて選択的に取り込まれることを介していると考えられた。そこで我々は、そのような微小核を、初めて高度に精製する方法を樹立して検討を行った。その結果、精製微小核の中にはDMのDNAが極めて高濃度に含まれることを見いだした。さらに、そのようなDNAをプローブとして用いることにより、増幅遺伝子が由来する遺伝子部位を正常染色体上で決定することができることを示した