【原則、毎月1日・10日・20日に更新します。】

『感謝呼吸法』
 風の集いに新しいメニューが加わりました。それは、横隔膜呼吸のことですが、胸いっぱい、鼻から息を吸い、それを下腹に留め、最後に思い切り下腹をへこましながら、ゆっくりと長く、口から息を吐きます。
 その時、ちょっとしたコツがあります。まず両手をお腹に当てたほうが、意識が集中しやすくなります。
 そして心の中で、息を吸う時に「一」と言い、息を留める時に「二」と言い、吐く時に「ありがとうございます」と言うと、実に長く深い呼吸ができます。加えて、吐く息を上の歯の裏に当てるようにすると、気功効果が高まります。
 これで、しっかりと内臓マッサージが出来、内臓の活性化に役立ちます。腹筋が強化されると、垂れ下がった内臓が元の位置に戻り、皮下脂肪が溜まりにくくなります。
 したがって、女性は腰のクビレを取り戻し、寸胴型の体型からおさらばできます。男性はビール腹がへこみ、シマリのある体型になります。毎日、数分でいいですから、これを何度も繰り返せば、数日で効果が表れてきます。(つまり、風の集いを、いい女といい男ばかりが集まってくる場所にしたいという私の下心があるわけです。)
 肉体の変化だけでなく、気持ちが落ち着いてきます。感情的に動揺するようなことがあっても、感謝呼吸法で自分を取り戻すことができます。何かをする前にも、この呼吸法をやれば、集中力が高まります。
 風の集いでは、感謝念仏の最初の五分間をこの呼吸法に集中します。そうすると、明らかに息が長くなり、声の質も変わります。当然のことながら、全体の朗唱も、たいへん張りのある、力強いものとなります。実際に参加して頂いて、それを体験して頂くのが一番です。
 四月から東京も上野の徳運院に移り、これで全国六ヶ所すべてにおいて、たいへん気持ちのよい会場が確保されました。開始時間も14時に統一いたしました。ぜひ積極的に参加して頂いて、感謝念仏と感謝呼吸法によって、お一人お一人が、大きな幸運をつかんで頂きたいと思います。(2010・3・25)