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『笑いに包まれた「ありがとう断食セミナー」』
   先日、富士山麓高原ホテル・時之栖で、第31回「ありがとう断食セミナー」を無事終えることができました。参加者は42名で、過去最高の人数となりました。いつも断食を終えるたびに「やってよかった」という満足感がありますが、今回、一段と楽しい内容になりました。
 毎回、平成「経営の神様」とも言われる庄司清和・時之栖会長が登場されて、私と対談して頂くのですが、今回は断食に参加された鍵山秀三郎・イエローハット相談役らにも加わって頂き、五人で「教育」をテーマとしたパネルディスカッションをにわかに開くことができました。人生の辛酸も知りながら、事業を通じて大きな社会貢献をして来られた方の言葉には、深い味わいがあります。
 参加者の中には、手品、ギターやオカリナの演奏、歌などが出来る方たちがおられ、休憩時間のたびに楽しませて頂きました。おかげで断食道場が、時には演芸場にでもいるかのように笑いに包まれていました。いつかはプロの講談師が、見事な講談を演じて下さったこともあります。
 また今回の参加者の中には、ヨガ、気功法、整骨などの達人たちもおられ、身心両面から癒されたことも、とても良かったです。私がSOHO禅だけではなく、休憩時間中は、参加者にリラックスし、歓談して頂くことを重視しているのは、「笑い」を通じて、心の宿便を出して頂くためです。
 アメノウズメの踊りで高天原が笑いに包まれ、アマテラスの岩戸隠れが終わったように、世間の閉塞感を破るには、「笑い」がいちばんの武器となります。
 時に、未体験者の方から食事もしないのに三万九千円という参加費は高いという声が聞かれることもありますが、私はこの「笑い」の代金を含めるなら、断食セミナーは五万円ぐらいの価値があるのではないかと思っています。
 やせ我慢みたいな断食は下手をすると、かえってトラウマにもなりますが、「ありがとう断食セミナー」では、宿便を出すことも当然のことながら、何よりも参加者に心の満足感を得て頂くことを第一としています。9月はすでに満員御礼の垂れ幕が下がってしまいましたが、10月と11月には、まだ空席がありますので、どうぞ早い目にお申込みください。(2012・7・7)



「笑いの断食」


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