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『33回目の正直』
   第33回「ありがとう断食セミナー」を無事終えることが出来ました。33というのは、三十三の姿に変容するという観音菩薩に縁の深い数字ですが、つねに観音信仰を基軸として断食セミナーを進めて来た私にとって、とても感慨深いものがありました。
 日本全国、北海道から沖縄まで、そして何とタイやアメリカからも参加して頂き、総勢41名の大所帯となりましたが、今回もとても楽しい内容となりました。断食用に、毎回函館から手作り酵素を送って頂いている永田慶子先生も参加され、直接、「酵素の力」についてご指導を受けることが出来ました。
 二日目のパネルディスカッションでは、「女性の役割」をテーマに、時之栖会長・庄司清和氏を囲んで、実業界の最先端で目覚ましい活躍しておられる女性たち(鶴岡秀子・越久美子・井上雅夕美の各氏)に、忌憚のない意見を述べて頂きました。今回の感謝念仏は終始「自分への感謝」をテーマにしましたので、私のレクチャー「自己との和解」も、二回に分けて、パワーポイントでさせて頂きました。
 夜の噴水ショーも世界一の規模を誇るもので、音楽と水の競演は実に見応えがありました。そして、何よりも今回の極め付けは、クリスタル・ボウルと感謝念仏の共演が実現したことです。
 参加者のお一人である天野直恵さんが、その演奏者であられたことから、全員で「ありがとう」を唱えながら、彼女に美しい音色を奏でて頂いたのですが、驚いたことに、その共鳴音が予想もしないほど素晴らしいエネルギーが生み出したのです。その中で、多くの人が魂の深いレベルで癒されていくのを体感されました。
 この体験を通じて、感謝念仏に一つの大きな進化の可能性が見えて来ました。「33回目の正直」というのは、そういうことなのです。今回の断食セミナーの成功を祝福するかのように、三日目には富士山が澄み切った姿で全容を現してくれました。これからの風の集いや断食セミナーでも、機会あるごとにクリスタル・ボウルとの共鳴共振を取り入れて行きたいと考えています。10月の神石高原での断食セミナーはすでに満員御礼となっていますが、11月以降にはまだ若干空きがありますので、ぜひご参加ください。(2012・9・11)



「富士山」




「33回記念写真」


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