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光物性セミナーのご案内


毎週木曜 9:30より、理学部 C212 にて光物性セミナーを開催しています。
お気軽にご参加下さい。



第1回
日時、場所 : 11. 04. 14 09:30 ~   理学部 C212
コロキウム : 内海 有希
タイトル : 『 Strong Valence Fluctuation in the Quantum Critical Heavy Fermion Superconductor B-YbAlB4: A Hard X-ray Photoemission Study 』
紹介文献 : M. Okawa et al., PRL 104, 247201 (2010).
アブストラクト : 希土類元素を含む強相関物質は、4f電子と伝導電子の相互作用により、RKKY相互作用、近藤効果、価数揺動、磁気転移など多彩な物性を示す。とりわけ、量子臨界点近傍では、非フェルミ液体状態や超伝導など、量子揺らぎにより非常にユニークな現象があらわれる。これまで、Ce系では、反強磁性相量子臨界点近傍において、磁気揺らぎを介した超伝導発現が報告されてきた。さらにCeCu2(Si,Ge)2では、磁気揺らぎに加え、価数揺動が超伝導発現に寄与する可能性が示唆された。近年Yb系において初となる重い電子系超伝導体β-YbAlB4が発見された。硬X線光電子分光によるYb 3d内殻スペクトル観測から、この物質は強い価数揺動状態にあることが明らかとなった。この結果は、量子臨界点近傍での超伝導発現に価数揺動が寄与している可能性支持し、従来のドニアック相図を超えた新たな相図の必要性を示した。
広島大学 理学部・理学研究科 物理科学専攻

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