2002年6月9日
Plymouth観光


こちらへ来て早2ヶ月。航海の準備も着々とは言わないが一応なんとかなりつつある。今週は珍しく雨が続き、火曜日から金曜日までお日様は見られず、それどころか水曜、木曜と夜はかなり激しい雷雨だった。気温もまた2週間ほど後戻りした感じで肌寒い日が続いた。

今日は久しぶりのいい天気だったのでPlymouthへ出かけた。

Plymouthはイギリスからメイフラワーという帆船にのってやってきたイギリス人が1620年に上陸した地点と言われている所で、いわば「アメリカ発祥の地」である。私の家からは車で約40分ほど、ボストンからだと1時間くらいの所にある海辺の小さな街である。

StateRoute-3A沿いには無料の路上駐車スペースや駐車場などが多く、なんの苦労もなく車は止められた。そこから町中を歩いて10分もしないところに「Plymouth Rock」がある。「Plymouth Rock」は下の写真にあるように海岸にある石に「1620」と掘られている1.5mほどの石である。周りは結構厳重に囲われており上から眺めるようになっている。メイフラワーで上陸した清教徒が彫ったのか、後に誰かが彫ったのかよくわからないが、アメリカ誕生の地としての象徴的な石である。


Plymouth Rock、上の写真の建物(囲い)のなかに下の写真にある石がある。


Plymouth Rockから100mも歩かないところにはメイフラワーが係留されている。もちろん復元されたものでメイフラワーIIとなっている。木造の3本マストの帆船であるが、日本から持ってきた観光ガイドによると、この船で100人以上の人が66日をかけてイギリスから来たそうであるが、しかしどこから見てもこの船に100人以上が66日なんて航海は不可能に近いような気もした。メイフラワーIIの中には入らなかったが、入れば大人$8.00、子供$5.00である。


メイフラワーII


近くには数件の土産物屋や食べ物屋などがあり、お昼はShrimp Rollをたべた。パンに間に小エビの唐揚げがぎっしりと詰まっている(だけの)ものである。日本で小エビの唐揚げはぱりぱりと香ばしいのが相場であるが、こちらの小エビの唐揚は非常に柔らかくぷりぷりとした食感で大変おいしかった。

Plymouthは小さな街で、他にもあるのかもしれないが、Plymouth RockとメイフラワーIIでおしまいであった。しかし、公園の芝は至って青く、いい天気と青い海で非常に気持ちよいところであった。




2002年06月09日




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