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弱視学級在籍児童生徒の理科指導に関する研究

【ご挨拶】

氏間研究室ゼミ生の佐々木良治(2016年3月修了)が行った「弱視教育におけるタブレット端末の活用法−理科授業を中心とした研究」についてご紹介いたします。

全国の弱視特別支援学級の担任教員の皆様を対象に,理科授業指導上の困難な内容とその困難度について質問紙調査を行いました。収集したデータは,小学校258事例,中学校61事例でした。それらの自由記述を切片化し,カテゴリー化を行ったところ,「観察・観測(物理・化学・生物・地学)」「目盛り・計測」「加工・操作」「記録」「説明・伝え方」「その他」の6つに大別されました。カテゴリーごとに解決不可能と回答された記述内容の解決策を検討することが緊急性が高いとされるため,カテゴリーごとにタブレット端末を用いた場合の指導法を提案することとしました。タブレット端末(iPad)の基本操作方法,用いるアプリの使用方法,解決不可能である内容の指導方法を以下に載せています。(2016年3月修了 佐々木良治)


本研究の第一研究は、全国の小中学校弱視学級を担任しておられる先生方に、理科を弱視児童生徒に指導する際に感じる困難な指導内容とその際の困難度をお聞きし、困難度の高低に影響する要因を確かめる基礎的な研究と、困難度の高い指導内容から優先的に指導法について検討する実践的研究で構成されています。質問紙を打って統計的に処理して終わるといった基礎的研究にとどまらず、視覚障害特別支援学校のように視覚障害教育に特化した教材教具や指導法が十分に整っていない環境にある、弱視学級において、実現可能性の高い方法を検討しました。その際、「観察と実験の手引き」(文部省)にみられるような、従来から視覚障害特別支援学校で行われてきた指導法はもちろんのこと、タブレット端末の効果的な活用も重要な選択肢となりました。

第二研究では、第一研究で検討した指導法を実際の弱視特別支援学級の授業に導入し、その効果について検討しました。

これらの結果について、本ホームページでは紹介しています。今後、得られたデータや、弱視特別支援学級で実施していただけるような指導法に関するePub資料を掲載していく予定です。ご高覧いただきご指導・ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。また、本研究にご協力いただきました皆様に心から感謝申し上げます。(指導教員:氏間和仁)

(1)理科授業指導上の困難な単元と困難度に関する研究

(2)困難な単元に対する指導法に関する研究

(3)ライブラリー


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