プログラムについて

はじめに

「ザンビア特別教育プログラム」とは、アフリカ・ザンビアでJICA青年海外協力隊として、理科や数学を教えながら、広島大学大学院国際協力研究科(IDEC)で修士号を取得するプログラムです。広島大学大学院国際協力研究科は、「発展途上国の諸課題の解決に取り組むことができる高度専門職業人の育成」という目的の一環として、広島大学とJICAによる連携協定のもと特別教育プログラムを実施しています。「ザンビア特別教育プログラム」は、博士課程前期(修士課程)に在学中の2年間、青年海外協力隊としての活動を行いながら、その間も国際協力研究科の教員からの指導を受けつつ、国際協力・貢献の現場での実践を通じて開発協力に関わる人材としての資質・能力を高めることをめざしています。

大学院と青年海外協力隊合格から修士号取得までの流れ

1. 内容と特色

  1. 青年海外協力隊員としてザンビア共和国に赴き、現地の学校や教育センターでの授業実践・教材開発などを通じ、教育分野における国際協力、発展途上国支援のための活動を行います。(青年海外協力隊活動)
  2. 青年海外協力隊活動と並行して国際協力研究科教員の指導を受けます。帰国後、教育協力の理論と隊員活動で実践した成果を基に修士論文をまとめます。(調査研究活動)
  3. 青年海外協力隊参加期間を含め標準の課程として3年6か月で修士の学位が取得できます。

2. 教育期間

標準教育期間は3年6か月で、これには青年海外協力隊所定の派遣前訓練と2年間の協力隊活動を含みます。単位取得については、青年海外協力隊参加期間に、インターンシップ(2単位)、フィールドワーク(2単位)、専門科目(4単位)、演習(4単位)の計12単位が取得可能で、残りの最低必要単位(18単位)は、青年海外協力隊参加前の半期と帰国後の半期で取得します。

(4月入学時の教育期間例)
  時期 内容
1年目 前期 講義受講、研究準備、ザンビア情報共有、授業練習
後期 青年海外協力隊所定の派遣前訓練、ザンビアへ赴任
2年目 前期 ザンビアで協力隊活動と調査、研究、現地集中講義
後期  
3年目 前期  
後期 ザンビアから帰国、修士論文の執筆
  前期 修士論文の執筆、講義受講

3. 学生の身分

広島大学大学院国際協力研究科の在学生として青年海外協力隊に参加します。現地で協力隊活動に従事しながら、同時に遠隔地在住学生として指導教員を中心に国際協力研究科教員の指導を受け、指定された単位を取得することができます。

なお、ザンビア特別教育プログラムの対象学生は日本国籍を有し、教育文化専攻を希望する者に限ります

4, 派遣先

ザンビア国内の初・中等学校もしくは教育リソースセンター(日本の教育センター的役割の組織)を予定しています。青年海外協力隊の待遇及び活動の詳細については、青年海外協力隊の募集要項等を参照してください。

5. 募集条件

  1. 定員: 博士課程前期(修士課程)の学生若干名
  2. 青年海外協力隊選考試験
    ザンビア特別教育プログラムを希望する学生は、青年海外協力隊に応募し選考試験を受験しなければなりません。なお、協力隊に不採用の場合は、広島大学大学院国際協力研究科の一般学生と同様の扱いとなります。
  3. 期待される受験生
    ア. 国際協力・国際貢献活動と大学院進学の両方を志望する学部卒業生(教員免許を取得しているとなお望ましい)。
    イ. 国内での経験を海外ボランティア活動で活用しながら修士号の取得を目指す教員経験者。
    ウ. 国際協力・国際貢献に関心があり、さらに知識・技術を高めて国際協力活動を行おうとする者。
    エ. より効果的な国際協力・国際貢献を求めて、あるいはさらに国際教育協力について学ぼうとして、再度海外でのボランティア活動を希望する国   際協力実務経験者等。

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