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風力・再生型自然エネルギー・燃料電池国際会議&見本展示

報告者:松村 幸彦
開催日時 : 2005年6月7日(火)〜9日(木)
場   所 : 浜松町 アクトシティ        


6月7日〜9日、浜松のアクトシティで
2005年国際博覧会記念風力・再生型自然エネルギー・燃料電池国際会議&見本展示が開催されました。
再生可能エネルギーと燃料電池に関する発表と展示が行われる国際的な会議です。
バイオマスについてはポスター発表が7日、口頭発表が8日に行われました。松村は所用のため初日しか参加できませんでしたので、
ポスターの一部について紹介させていただきます。

Study on micro gas turbine system for biomass gas
Asakura, E. et al. (Nagoya Univ.)
メタン発酵ガスを脱硫の後、マイクロガスエンジンで発電、風力発電と連携するシステムの検討。

Numerical analysis of fluid flow in membrane module for pervaporation separation of water/ethanol mixture
Mizoguchi, K., et al. (Shizuoka Univ. etc.)
物産ナノテク研究所のゼオライト膜で90%のエタノールを98%程度まで濃縮するプロセスの数値計算。
ワンスルーでの回収率を質問したが回答なし。

Chemical transformation of bio-related carbohydrates in sub- and supercritical water
Sasaki, M. et al. (Kumamoto Univ.)
フルクトースおよびキシロースを水熱反応させ、経時的に生成物の分布を確認。
よく知られているフルフラール類を確認した他、乳酸などの酸の生成を追う。

Gasification and hydrogen production from waste biomass with water at high temperature and pressure
Okajima, I. and Sako, T. (Shizuoka Univ.)
各種バイオマスをオートクレーブで、グルコースを連続反応器で超臨界水ガス化。
触媒にKOH。700℃、10 MPa、とかなり高温低圧条件を検討。

Methane fermentation and energy utilization from food-waste materials
Matsumoto, Y. et al., (Shizuoka Ind. Res. Inst. etc.)
給食の調理くずをメタン発酵し、PEFCで発電するプロセスの検討。小規模で実現するところが鍵と。

Drying characteristics in a porous particle fluidized bed (Development of drying method for energy conservation)
Tatemoto, Y. et al. (Shizuoka Univ.)
シリカゲルの流動層でバイオマスを乾燥すると、粒子が軽いために流動化ガスが少なくガスによる熱の持去りを抑制、
液体を吸収しやすいので迅速に乾燥できると。
含水率30%程度を絶乾近くまで。

Hand-held digester contraol
Hoffstede, U. (ISET e.V.)
手のひらサイズのメタン発酵層コントローラの紹介。滞留時間、体積供給量、ガス生成速度を制御できる。

Advanced methane fermentation innovating hydrothermal pretreatment and supercritical water oxidation-Solubilization of livestock excrement and wastewater treatment-
Sumikura, M. et al. (Shimizu Co. etc.)
水熱前処理を行ってメタン発酵の効率を高め、発酵残さは超臨界水酸化で分解するプロセスの実験的検討。

The effect of partial oxidation and feedstock heating rate on supercritical water gasification of phenol
Matsumura, Y. et al. (Hiroshima Univ.)
バイオマスの超臨界水酸化の副生成物のモデルとしてのフェノールの部分酸化に及ぼす酸素当量比、
昇温速度の影響をタールおよびチャーの生成から確認。濃度が高いほどチャーが生成する。

Production of liquid fuel by biomass gasification
Naka, T. (Chubu EPCO)
中部電力が三菱重工と共同研究としてバイオマスをガス化しメタノールを得る技術の開発を進める。

以上です。

※この報告は、日本エネルギー学会バイオマス部会用に用意したものを転載したものです。