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バイオマス研究夏季セミナー

2003年8月7、8日  広島県呉市 産業技術総合研究所他にて

 日本エネルギー学会のバイオマス部会による夏季セミナーが開催されました。このセミナーの運営は主にバイオマスプロジェクト研究センターと産業技術総合研究所が行いました。
 専門家からの講演に続き、活発にバイオマスに関する議論が行われ、また懇親会を通してメンバー同士の親睦も深めました。2日目の見学では、実際の森林バイオマス利用プロセスについて多くを学ぶことができました。


以下講演された内容の概略



バイオマスニッポン総合戦略について
 
バイオマス資源を、利用が始まっている廃棄物系・現存する未利用系・将来の資源作物、
などにわけ、それらの展望を述べた。
利活用のカギは、資源発生の集中度に大きくかかっている。
バイオマス利用拡大のための政策と、モデルとしてのバイオマスタウンなどを紹介。

中国地域におけるバイオマスへの取り組み
 中国地方は人口も生産額も全国の6〜7%。バイオマス取組のよいモデルになる。
調査で各種新エネルギーマップも作った。
各自治体も啓蒙段階から一部実用まで、いろんな取組を見せていることを紹介。
産業としては紙パが全国の30%、セメントが17%と大きいことが特色、これをいかせないか模索。
水島地区では副産物水素が余っているという貴重な状況もある。
中国バイオマスインダストリ-complex構想なども説明。

☆産業技術総合研究所中国センターでの海洋バイオマス利用の展開
 
大量生産型の海藻栽培の困難さを説き、カロチノイドなど有価物質の生産に着目している。


 
二日目は実際に中国木材と王子製紙呉工場を見学。
この日は台風が接近、風が吹き荒れる中の見学となりましたが、学ぶものが多い見学会でした。