語 句 検 索 の 使 い 方


とりあえず使ってみたい

1:テクストを選択する。
2:検索する言葉を入力する。
例:あはれ
3:「検索」ボタンを押すと検索を開始。以下のような結果が表示されます。

4 :8 こヽをたちなむこともあはれにかな
4 :8 己ゝ遠太知奈武己止毛安者礼尓加奈

9 :8 あはれにみすてかたくおもへといそき
9 :8 安者礼尓見寸天可多久於毛部止以曽幾

以下略

50行50件該当しました。

表示で使われる記号は以下の通りです。
ページ:行
行の先頭に表示されるのは、ページ数と行数を示しています。
おどり字
/(複数文字),ゝ(一字)

テクストの説明をして

『更級日記』
藤原定家によって書写された『御物本更級日記』を用いています。テクストは変体仮名をそのままの字母でで入力しています。「あつまち」でも「安徒万地」でも検索できます。結果は「現代の仮名(正体)」「変体仮名」の両方で表示されます。
『御物本更級日記』は佐々木先生が6セメスターに行われる「国語学演習U」で使用されるテキストです。この演習授業,時期が時期だけに毎年受講者は少ないのですが,実は魅力的です。国語科の学生はぜひ受講しましょう。
『善信聖人親鸞絵伝』
日本語史研究会で読んできた浄土真宗高田派専修寺所蔵の絵巻物です。索引を作り(作業の様子)、『鎌倉時代語研究』第二十二輯(鎌倉時代語研究会編、武蔵野書院、平成十一年)に掲載されました。テクストデータは入力済みですが公開は未定です(用途が不明なので…)。
『阿字義』
現在、索引を作っています。テクストデータは入力済みですが公開は未定です。

変体仮名って何?

変体仮名とは現在私たちが使用している平仮名とは異なる字母の仮名のことです。たとえば『御物本更級日記』で使用される「あ」の字母は「安」「阿」の二種類です。「安」を検索すると四九九件ありました。「阿」は三件ありました(表示されるのは四件ですが一つは漢字です)。「あ」では「安」「阿」の両方を検索します(五〇二件)。

複数の言葉を検索したい

複数の言葉を検索する時はスペースで区切るようにしてください。 すべての言葉が該当する行を表示します。
いずれか一つでも該当する行を検索する時はで区切ります。
例:あはれ|おかし

テクストデータをダウンロードしたい

何も入力せずに検索ボタンを押すと、すべての行が表示されます。コピーしてご利用ください。

以前の検索ページからどう変わったのか教えて

1.仮名と漢字の区別をやめました。特別な記号を使わなくても漢字を検索できるようになりました。 ただし、仮名の検索で漢字が混入することがあります。先の「阿」の例では「阿弥陀仏」も表示されました。 注意してください。
2.入力欄を一つにまとめました。平仮名も変体仮名も漢字も区別せずに検索できます。
3.表示の設定や、条件の設定を廃止しました。
4.複数行にわたる単語を検索できるようになりました。
質問はこちらまで
isasaki@hiroshima-u.ac.jp
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