かっこいいレポートを作ろう 名  前:西条みやこ 学生番号:1234567 序論 (改行) 糸魚川―静岡構造線活断層系は,小谷から松本,岡谷,小淵沢を経て山梨県鰍沢にいたる総延長約150kmの活断層で,日本の内陸活断層の中でも最も活動度が高い.なかでも松本市南東部をはしる牛伏寺断層では千年あたり10m近い平均の運動速度が知られていた.この運動は常時少しずつ起こるわけではなく,500〜800年ごとの地震のたびに突然数メートルの食い違いが生じることの繰り返しとみられる. 中略 1996年の政府発表以後,実施された調査は,この危険度を確認し,岡谷〜小淵沢区間の活動性が従来の推定よりも高いことを示している.1996年松本市中山で行われたトレンチ調査では,過去3回の地震が1990年並柳トレンチの結果と同じ時期に,より小さな年代誤差で見いだされた.また,諏訪湖の湖底の泥の層から,湖畔での断層運動による水深変化を検出する調査では,約1000年前から8000年前の間に平均1300年あまりの間隔で7回の地震が繰り返されたことが明らかとなった.この結果は,従来の3000〜5000年という地震再来間隔を見直す契機となった. 結論 緊急事態管理を主眼とした防災とは別に,予測された危機を冷静にとらえて,社会や個人が継続的に災害軽減の努力を積み上げるための計画が検討されるべきではないだろうか. 奥村晃史・下川浩一・山崎晴雄・佃 栄吉,1994,糸魚川―静岡構造線活断層系の最近の断層活動―牛伏寺断層・松本市並柳地区トレンチ発掘調査―.地震第2輯,46,425-438. 奥村晃史・佃 栄吉,1995,1988年糸魚川−静岡構造線活断層系牛伏寺断層(松本市並柳地区)トレンチ調査.活断層研究,13,54-59. 奥村晃史・井村隆介・今泉俊文・澤 祥・東郷正美・水野清秀・苅谷愛彦・斉藤英二 ,1998a,糸魚川―静岡構造線活断層系北部の最近の断層活動.地震第二輯,50,別冊,35-51. Appendix: 1. Hogehoge fault 150 12.5 7.3 Dexteral Pokopoko (1993) 2. Parapara fault 27 2.6 0.08 Sinistral Pekopeko (1974)