住民参加型農漁村開発と外部者・開発関係者の役割
    ―フィリピン・パナイ島の沿岸資源管理の事例から−
                     広島大学大学院 修了生 岩尾恒雄

 このページでは,2006年9月に広島大学大学院生物圏科学研究科博士課程前期を修了された岩尾恒雄氏の論文の内容を紹介します。バナテで実施した漁村調査に参加し,そこで得られた資料や知見をもとに,外部者として開発関係者が,持続的な住民参加型の農漁村開発に向けて,どのような役割を担うべきかを考察しています。事例としてとりあげているのは,地方自治体の連合組織であるBBRMCI(バナテ湾資源管理委員会)とNGOのプロセスによる沿岸資源管理のプロジェクトです。



山尾研究室(食料環境経済学)