主な担当授業科目

Last modified 2019/08/27

 

 

 

意味の世界(総合科学部共通年次)

「意味とは何か」から説き起こし、認知意味論の基本概念(プロトタイプ、メタファー、メトニミー、用法基盤、など)の導入を行います。基本的には、ことばを研究することの意義や奥深さを伝えることに重点をおきますので、クイズなどを通して「目からうろこ」の経験をしてもらえれば上出来ではないかと考えています。テキストはありません。自作プリントを用います。

 

Language and Thought Ⅰ・Ⅱ(国際共創学科2年次)

ことばが思考とどのようにかかわっているのかという問題を認知言語学の視点から考えていきます。すべて英語で行う授業ですので,学生にとってもチャレンジングですが,僕にとっても相当のプレッシャーです。僕の拙い英語力と学生の理解力でどこまでこの問題を深堀できるのか。チャレンジの日々は続きます。

 

認知意味論(大学院)

これまで「語彙分析論」と呼んでいた授業が2013年度より「認知意味論」となりました。Langackerの論文講読を中心にやる予定ですが,受講生の興味関心(場合によっては、母語)に応じて臨機応変にやっていきたいと思っています。

 

英語関係(学部1,2年次)

語学としての英語に関しては,reading, writing, listening, speaking関連の授業やTOEIC対策関連の授業を持っていますが,2012年度から一新されたCommunicationCの授業では,Grammarに特化した授業をやっています。僕の語学教育に関するポリシーは今流行の英語教育観とは異なるので,ちょっと変わった(場合によっては古風な)授業をしています。これまでの受講生からの評判から考えてそんなに悪い授業だとは思っていませんが,多方面から集中砲火を浴びそうな授業なので,授業形態に関しては秘密としておきます。

 

論文指導(卒論,修論,博論)

希望者があれば開講です。もっともしんどく、かつ、もっとも楽しい教育業務の一つです。問いの立て方、議論の進め方、文章の書き方など、指導すべきことは山ほどあります。認知言語学に興味を持ったら方、是非どうぞ。