ds9 xpa

最終更新 : Mar. 22, 2012.


ds9にシェルや自作プログラムから命令を送る方法

XPA (X Public Access) をインストールする。
http://hea-www.harvard.edu/RD/ds9/
の"xpa binaries" が楽。(推奨ではソースからコンパイルせよとのこと)

2012年5月現在、FreeBSD 8.2-RELEASE-p2 (amd64)へのXPA 2.1.13 (14 April2011)のソースからのコンパイル・インストール成功。
Link: The XPA Messaging System

ds9をxpaを有効にして立ち上げる (通信モードはlocalhostに設定 inet or localでも良いだろう)。

% ds9 -xpa localhost

コマンドラインから、例えば次のようにxpaを実行。

% xpaset -p ds9 file le002345.fits
(ds9の表示画像をle002345.fitsにする)

ds9を立ち上げる方法によっては、上記ではエラー

XPA$ERROR Unable to load fits  image le002345.fits (DS9:ds97f000001:4178)
などと出ることがある。 その場合、
% cat le002345.fits | xpaset ds9 fits
とする。

例えば、CCD制御ソフトの画像取得直後に上記命令をいれておけば、 ds9の画像が自動的に最新のものに更新される。
file更新以外にも様々な機能がある。(ds9のソフト上で設定できる大抵のことは xpa上からもできる)

参考になる資料

XPA Access Points (ds9 manualのXPAの機能についてのページ)
The XPA Messaging System (XPAそのものについての解説)


[index]


秋田谷 洋