中世哲学史基礎演習(ラテン語)

 1   (ab 2001.01.04.)

工事中(2014.10.07. 00:00 a. m. 現在)


2014年度前期・中世哲学史基礎演習(ラテン語)
教科書:田中利光『ラテン語初歩』改訂版,岩波書店


2014年10月07日(火)
XXIV課から.


2014年10月14日(火)
練習45, 46済み.
次は,練習47以降.


2014年10月21日(火)
練習47.XXV課(動詞の主要部分), XXVI課(第4, 5曲用名詞)説明済み.
次は,練習48以降.
欠席者は問題を解いて提出せよ.


2014年10月28日(火)
練習48, 49.XXVII済み.
次は,練習50以降.


2014年11月04日(火)
練習50, 51.XXVIII〜XXX(指示代名詞,限定代名詞,idem,疑問代名詞,不定代名詞,接続法,能動相および受動相)説明済み.
次は,練習51以降.
FN君,赤井の解答の間違いの指摘,ありがとうございます.これからも厳しく監視してください.


2014年11月11日(火)「ございます」がブームでございます.
練習52, 53.XXXI〜XXXII(人称代名詞,所有形容詞,強意代名詞)説明済み.
次は,練習54以降.
KB先生,赤井の添削の不備にお気づきのときは,ご指摘くださいませ.

なお,inf. tua refert は,もともと,inf. tua re + fert だったようで,tua re がabl.(奪格)なのでございます.もっと古くは,inf. ex tua re + fert(ほとんど,inf. ex tua re estに近い)で,ここから,exが脱落して,inf. tua re + fert になったようなので,ございます(Gildersleeve & Lodge, §381, n.5).で,ございますから,tuaが修飾しているのは,常に,re なので,この部分が,mea,vestra,nostraと変わるわけで,ございます.ところで,

ゴルァ〜!休んどる奴らぁ〜!自分で問題を解いて,提出せいっ!で,ございます.


2014年11月18日(火)
XXXIII, XXXIV, XXXV 説明済み.練習54済み.
次は,練習55以降.


2014年11月25日(火)
XXXVI, XXXVII, XXXVIII 説明済み.練習55, 56 済み.
次は,練習57以降.


2014年12月02日(火)
XXXIX, XL,現在分詞まで説明済み.練習57, 58 済み.
次は,練習59以降.


2014年12月09日(火)
XLI, XLII,奪格の独立用法まで説明済み.練習59 済み.
次は,練習60以降.


2014年12月16日(火)
練習60, 61, 62済み
次回は,練習63以降.


2015年01月06日(火→月)月曜日の授業


2015年01月13日(火)Nemo venit.
Legi tentamen criticum et philosophicum de origine malorum quod scripsit Schelling.

哲学史上に登場する人たちが,はじめてラテン語で論文を執筆(または公刊)した西暦(年齢)をちょっと調べてみた(年齢順に記載する.手許に刊本かコピーがあるもので,部分的にか全部を読んだことがあるものに限る.他にも調べれば,もっといろいろな人がいるだろう).実際に書いていた時期と公刊した時期がずれていることがあるが,大体公刊の前年から公刊の年にかけて書いている.こうして並べてみると,15歳で大学に入学した天才シェリングは別にしても,当たり前だが,結構すごいことがわかってしまった.本当か,これ.ラテン語で書くのが当たり前の17世紀は別にして,大学等の規則によって,ラテン語で書くことになっていた,18世紀以降19世紀末(いや中には,20世紀のやつがいる(註))のdissertatio(学士論文),学位論文(博士論文,または,その副論文),Habilitations-Schrift(就職論文,大学教授資格取得論文)などである.タイトルは一部略記する(やたら長いのがあるので).

(註) この場合はラテン語で卒論を書いたやつより,それを全文読んで間違いを質し,審査できた先生たちのほうが偉かったというべきだろう.古代中世専門の先生はもちろん,近現代担当の先生たちも全員が,当然のようにラテン語を読めたんだからな(まぁ,哲学をやっていれば当然のことだが).

F. W. J. von Schelling, 1792(17歳)
de origine malorum.

K. Akai, 1983(23歳)
De doctrina Aristotelis circa Substantiam in Categoriis.

F. Nietzsche, 1868(24歳)
De Laertii Diogenis fontibus.

L. A. Feuerbach, 1828(24歳)
de ratione, una, universali, infinita.

P. Shorey, 1884(28歳)
de Platonis idearum doctrina atque mentis humanae notionibus commentatio.

H. Bergson, 1889(30歳)
Quid Aristoteles de loco senserit.

G. W. F. Hegel, 1801(31歳)
de orbitis planetarum.

I. Kant, 1755(32歳)
Meditationum quarundam de igne succincta delineatio.
Principiorum primorum cognitionis metaphysicae nova dilucitatio.

A. Schopenhauer, 1830(42歳)
Theoria Colorum Physiologica.
ただし,ドイツ語版 Ueber das Sehn und die Farben は,1816(28歳).


2015年01月20日(火)
XLIII 形容詞の比較,XLIV 不規則な比較,XIL 数詞,XLVI 動名詞,XLVII 動形容詞,説明済み.
練習63, 64 済み.
rogo は,2つの対格をとる.「〜に(対格)〜を尋ねる・求める」国原『新ラテン文法』§122参照.
次は,練習65以降.


2015年01月27日(火)今回で授業は終了.
XLIVII 動形容詞続き,XLIX 命令法,L 命令法続き,接続法,LI 目的分詞,説明済み.
練習65 済み.

練習問題の残り(欠席して答え合わせが出来ていない練習問題も)は,各自,適宜,提出すること(添削して返却します).

成績は,平常点,練習問題の提出で評価します.


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