西洋古代中世哲学演習I

 1   (ab 2001.01.04.)

工事中(2016.04.09. 00:00 a. m. 現在)


2016年度前期・西洋古代中世哲学演習I
必要に応じて,ギリシア語・ラテン語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・英語の文献を読む.


2016年04月12日(火曜)4コマ
読むテクスト等の打ち合わせ.


2016年04月15日(木)3コマ
Pasqualini, A. (Universit`a degli Studi di Roma "Tor Vergata"), "CIL XIV 2120, la curia mulierum di Lanuvio e l' associazionismo delle donne romane"(イタリア語) を読む.


2016年04月21日(木)3コマ; Oppidum magnum, A.
Pasqualini 論文,〜p. 1, l. 11: o attualmente irreperibile; まで.
途中,ll. 4〜5の読み方を,D. に確かめたら,正しかった.やれやれ.まだ,私のイタリア語はさびついていない,と思ってよいだろうか(毎年,一定量は読んでいるからな).
しかし,この碑文,大丈夫か.本当に,あったんだろうな.


2016年04月28日(木)3コマ; Oppidum magnum, A.
Pasqualini 論文,〜p. 1, l. 15: senza exessive incertezze.(引用の直前)まで.
footnotes 2, 3. 17世紀のRaffaele Fabretti に関する注記.
次回:Pasqualini 論文の続き,p. 2 〜 のほか,某碑文集の Ostia の 105 番,168 番と169 番.
この演習は,教員が学生を評価する以前に,学生が,教員にとって「専門じゃないからわからない」かもしれない分野の文献資料(西洋古典語,この場合は,ラテン語)を持参して,教員が読めるかどうかを,学生に試される,という教員にとって過酷な授業である.こういうトレーニングは,哲学をやっているというなら,ホンジやLapidis valles に受けてもらいたいところである.自分にとって専門じゃないことがらに対して,どう対処するか,が問われている,ということである.


2016年05月02日(月→木)3, 4コマ; Oppidum magnum, Kai.
Dessauによる,某碑文集の Ostia の 105 番,168 番と169 番について,わからないところだらけなので,わかる略記から少しづつ,推測する.
p. C. は,post Christum のことか,ということは,Anno Domini と違うのか.
Pasqualini 論文,〜p. 2, l. 17: 〜alla curia delle signore. まで.
次回:Pasqualini 論文の続き,p. 2, l. 18 〜 のほか,某碑文集の Ostia の 105 番,168 番と169 番.


2016年5月12日(木)3, 4コマ; Oppidum magnum, tantum.
Dessauによる,某碑文集の Ostia の 105 番と101 番について,わからないところだらけだが,学士候補者,Oppidum magnumの指導を受け,Lesley and Roy A. Adkins, 1996, Dictionary of Roman Religion を参照し,推測しながら,読み進める.ローマ時代には,像の台座の一部分をなしていた碑文を含む石材が,後世,教会を建設するための石材として利用されていたらしい例が,105 番である.これは,OstiaからFirenzeまで運ばれている.その一部,LITAtEの部分が意味不明(t は,推測).
Pasqualini 論文の終結部の1段落を読む.p. 11,ll. 16〜20 : Tuttavia 〜giusto! まで.


2016年05月19日(木)3, 4コマ; Oppidum magnum, D, Ue.
Dessauによる,某碑文集の Ostia の 105 番と101 番.
105 番の LITAtE は,前の行からの続きで,LIBETALITAtE と読む.
101番の p. p. は,patris patriae か?
Ostia のcorpusもPort(uensium)のそれも,合わせて単数でcorpusと言われているのは何故か?連続性があるのか,構成員に一体感があったのか.
Pasqualini 論文の続きを読む.p. 2,ll. 18〜26 : Cio` che 〜 Musei Vaticani (fig. 3). まで.
最後まで通読してくれた,D からコメントしてもらったところ,このcuriaは,何か宗教的なものだったらしい,とのこと.宴会もそれと関係あるのかもしれない.また,これとは別に,ギリシア語の碑文にも,女性の集団・組合に関する記述があるとのこと(それもイタリア語論文による).


2016年05月26日(木)3 コマ; Oppidum magnum.
さらに,あらたな碑文資料を追加して読む.
Lustre, Lustrum について.意味不明の絵文字あり.要解読.


2016年06月02日(木)3 コマ; Oppidum magnum. + 18:00以降
さらに,あらたな碑文資料を追加して読む.5コマ目終了後,6コマ目も読む.
意味不明の絵文字は,植物の葉を模した,スペースらしい.


2016年06月09日(木)予備日


2016年06月16日(木)休講


2016年06月23日(木)
院試(西洋史)のフランス語問題を読む.


2016年06月30日(木)
院試(西洋史)のフランス語問題を読む.


2016年07月07日(木)
院試(西洋史)のフランス語問題を読む.Habamasに言及したフランス語論文.


2016年07月14日(木)
すでに先週済んだ発表内容について反省会.多少,書式を修正するほうがよい箇所があることに気づく.


2016年07月21日(木)
Oppidum Magnum,英語の問題.


2016年07月28日(木)
Oppidum Magnum,ひとりで英語の問題に取り組む.


2016年08月04日(木)nemo venit.




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