広島大学大学院 麻酔蘇生学 医歯薬保健学研究院統合健康科学部門 Department of Anesthesiology and Critical Care, Graduate School of Biomedical and Health Sciences, Hiroshima University

悪性高熱症について

悪性高熱症とは

悪性高熱症とは

悪性高熱症(MH: malignant hyperthermia)の病因は骨格筋の筋小胞体(SR)のリアノジン受容体(RYR1)や電位依存性Caチャネル(DHPR)の変異によるカルシウム代謝異常で、揮発性吸入麻酔薬や脱分極性筋弛緩薬(SCh)によって誘発される麻酔合併症の一つです。常染色体優性遺伝の潜在的筋疾患で、日常生活ではほとんど症状はみられませんが、誘発薬剤によって発症します。

悪性高熱症の病因や治療法等の詳細については以下のPDFファイルをご参照ください。
内容は専門医を対象として記述してあります。ご了承ください。

右下のバナーをクリックすると、2018年9月に更新したpdfファイルが開きます(2018/9/10)。

CICR簡易診断プログラム (CICR_pred_5)について

CICR簡易診断プログラム (CICR_pred_5)は、術後、術中の悪性高熱症の簡易診断の補助プログラムです。
プログラムの概要についてはこちらのページでご説明いたします。

悪性高熱友の会

悪性高熱症友の会は1995年に悪性高熱症の患者やその家族のための会として設立されました。
その主な活動は電話やメールによる相談、会員証やペンダントの作成と配布、研究会や相談会の開催、会報誌の発行などです。緊急手術や救急で搬送された場合にも、救急隊や救急医に悪性高熱症であることがわかるようなペンダントが配布されます。
年会費は1人5000円、同一世帯の2人目からは3000円です。

[ 入会相談窓口連絡先 ]
さえあい医療人権センターcoml(コムル)内 “悪性高熱症友の会
電話/FAX : 06-6361-3446

広島大学麻酔蘇生学「悪性高熱研究会」について

永らくわが国の悪性高熱研究の中心的存在として活動してきた、悪性高熱研究会は先頃開催した第28回研究会(東京)の開催を最後にしばらく会の活動を休止します。

その理由は以下の通りです。皆様のご理解を賜りますようお願い致します。なお引き続き教室としては従来通り、この病気の研究を推進して参りますので従前通り皆様のご協力をお願いいたします。

休止理由

  • 会として、悪性高熱症に関する麻酔科医への教育効果は十分果たしてきた。
  • 会員数の減少や参加者の減少で、研究会としての運営が困難な状況にある。
  • 研究成果の発表は他にも適当なところがあるので研究の継続は可能である。
  • 国際的にもMHワークショップなどは休止状態にある。
  • アジア諸国では未だ十分研究の気運が高まっているとは言い難いため、研究交流は期待できない。
  • 今後に向けては啓発活動やダントロレンの普及という課題はあるが,これは他の適当な組織の役割と考えられる。
  • 会としては今後の在り方を検討しつつ,研究会そのものの活動は当面休止する。

以上です。

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