カルノーの定理,カルノー関数とカルノーサイクル: 熱素説と熱力学第1・第2法則
カルノーの定理について,最初に示された19世紀当時の熱素説に基づく証明と,熱力学第1法則・第2法則に基づく証明を示す。また,温度差無限小の可逆熱機関の効率から定義され,カルノーの定理に基づき普遍関数として高温熱源温度だけで決まるカルノー関数について,カルノーの定理の実験的証明のために考案されたカルノーサイクルを利用した評価法を,伝熱量と仕事量の橋渡しとなる役割も含めて詳しく紹介する。
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作成者:戸田昭彦(広島大学)