論文


「メキシコ公教育大臣ホセ・バスコンセロスの<精神教育>―ラテンアメリカにおける非西洋教育論の一形態」 修士論文(一橋大学)、1994.

「メキシコにおける『混血』イメージ―ホセ・バスコンセロスの『混血』思想の形成過程」上智大学イベロア メリカ研究所『イベロアメリカ研究』第XVI巻第2号、1995、pp.61-74.

「メキシコ教育大臣ホセ・バスコンセロスの『精神教育』―教育と社会の関連をめぐって」 一橋大学『一橋論叢』第114巻第2号、1995、pp.121-135.

「<混血>による<メキシコ化>―20世紀前半の<インディオ>統合をめぐって」単位修得論文(一橋大学)、 1997(博士課程後期単位修得のための学内審査を経た未発表論文)、pp.1-85.

「メキシコにおけるナショナリズムと<インディオ>―20世紀前半の<インディオ>統合教育をめぐって」 中内敏夫・関啓子・太田素子編『人間形成の全体史―比較発達社会史への道』(第7章)大月書店、 1998、pp.261-280.

「メキシコにおける農村社会改良運動と<国民形成>―1920年代の農村学校と『文化ミッション』を中心に」 広島大学総合科学部『人間文化研究』第8巻、1999、pp.1-30.

「新たな社会空間としての農村学校―メキシコにおける農村教師の役割をめぐって」広島大学総合科学部 『地域文化研究』第27巻、2001、pp.35-61.

「学校をめぐる住民と国家の関係史―メキシコの教育普及過程における住民の教育要求」 広島大学総合科学部『地域文化研究』第29巻、2003、pp.97-121.


「共同体における農村教師と住民―20世紀前半のメキシコ農村教師の証言」松塚俊三・安原義仁編『国家・ 共同体・教師の戦略―教師の比較社会史』昭和堂、2006


報告書


「『多文化教育』における『文化』概念をめぐる一考察―『メキシコ文化の創出』を例に」一橋大学社会学部 文部省特定研究報告書「地域社会の国際化」(「多文化教育の再考」第4章)、1996、pp.198-203.

「『多文化教育』における諸概念の再検討―『文化』と『民族』を中心として」文部省科学研究費補助金研究 成果報告書「『多文化教育』をめぐる諸概念の再検討―<国際化社会>における教育改革のための基礎研究」 (研究代表 一橋大学大学院社会学研究科教授 関 啓子)、1998、pp.7-14.

「メキシコにおけるナショナリズムと農村教育に関する史的研究」文部省科学研究費補助金研究成果報告書 (研究代表 青木利夫)、2001、pp.1-119.


研究ノート


「メキシコ公教育大臣ホセ・バスコンセロスの『混血化の思想』とその苦悩」一橋大学<教育と社会>研究会 『<教育と社会>研究』第3号、1993、pp.37-41.

「『メキシコなるもの』の創出―マヌエル・ガミオの人類学をめぐって」日本ラテンアメリカ学会 『ラテンアメリカ研究年報』No.16、1996、pp.192-216.

「メキシコにおける二言語教育と住民の教育要求」広島大学総合科学部『地域文化研究』第28巻、2002、 pp.71-90.


教科書など


「外国語の世界」広島大学「外国語の世界」編集委員会(「スペイン語」担当)、1998、pp.26-36


「ラテンアメリカにおける先住民社会と近代」朝倉尚ほか編『制度と生活世界』培風館、2004


学会報告


「ホセ・バスコンセロスの『混血思想』とその形成過程」日本ラテンアメリカ学会第15回定期大会、1994.

「教育によるメキシコの『国民』統合―20世紀前半の農村教育を中心に」日本ラテンアメリカ学会第17回 定期大会、1996.

「『多文化教育』における諸概念の検討」教育目標・評価学会第8回定期大会、1997.

「個人・家族・村から国家へ―メキシコにおける『文化ミッション』の活動から」日本ラテンアメリカ 学会第19回定期大会、1998.

「農村教師と農村社会改良運動―20世紀前半のメキシコの農村教育をめぐって」日本比較教育学会第37回大会、 2001.

「学校の普及と先住民の教育要求−20世紀前半のメキシコの事例から」日本ラテンアメリカ学会第25回 定期大会、2004年


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