Miyajima Natural Botanical Garden
(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所 島嶼環境植物学講座)
(港から約6 km、歩いて約1.5時間,大元公園から約1時間)
所長(併任) Director | : 関 太郎; Tarow SEKI, Dr. Sci. |
助教授 Associate Professor | : 中野 武登; Taketo NAKANO, Dr. Sci. |
技官 Technician | : 向井 誠二; Seiji MUKAI |
臨時用務員 Keeper | : 向井 美枝子; Mieko MUKAI |
卒論生数(現在) Graduate Students | : 1名 |
大学院生数(現在) Undergraduate Students | : 博士課程前期 3名 |
関 太郎 : 宮島および広島県の維管束植物と蘚苔植物のフロラ,隔離環境下における蘚苔植物の種分化および自然植生の保護と管理の手法について研究を行っている.
中野武登 : 生物の共生現象の解明を地衣植物などを材料として様々な観点から研究を行っている.また,気生微細藻類の分類学的・生態学的研究も行っている.
向井誠二 : 宮島における植物季節学的研究および酸性雨や山火事などが植物に及ぼす影響を調査している.
2.実験所には,約35万点の国内外で採集された貴重な植物標本が所蔵されている.標本は,維管束植物,蘚苔植物,地衣植物,藻類など多岐にわたっている.これらの標本を,研究・教育のために容易に利用できるように整理し,特に重要な標本から順次データベース作成が行われている.また,整理の終了した標本については,国内外の研究機関からの要請があれば貸出しも行っている.
3.顕花植物の種子,シダ植物の胞子の収集を行い,種子類標本の蓄積を行うとともに,要請があれば標本の提供あるいは交換を行っている.
4.島嶼環境の気象データを収集するため,総合植物気象観測システムが所内に設置されており,気温・地温・湿度・雨量・風速・風向・日射量が記録されている.これらのデータの月別平均値は年2回公表される.
公式ホームページは、こちらにできました。